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Channel: 『植物マグマ』中山栄基 Official Blog
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【中山栄基の解説】人類にとって化学物質は是か非か。それでは人類以外の生物及び地球環境にとってはどうか!

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人類が化学物質をもたない生物だったら、当然のことながら、現代の世の中の状況にはなっていないであろうし、人間事体、現在の1%の人口もいるだろうか。弱肉強食の動物界で身体能力で、それほど優れているわけでもない人間が生き残るためには、頭脳に頼った結果、身を守り、相手を攻撃する武器を作り、食料を確保する技術を開発し、遂には人類だけが安全に生命活動をするエリアを構築した。それが現代文明社会であろう。しかし、地球は広い。人類がまだ足を踏み入れていない未開の地もあり、何も身につけない人類が、その世界に入ったら、どれ位の割合で生存できるだろうか。それを考えたら、現在の文明の発展を支えてきた化学物質の存在は極めてありがたいものである。しかし、その化学物質が現代人のあらゆる生命活動の場で、大量に使われるようになったことで、すべての化学物質は人体にとって異物であり、有害であることが判明した。しかし、その事実はほんの一握りの人達しか知らず、大多数の人達は無関心の状態にある。人間が接触する化学物質は衣食住、生活用品、医薬品、農薬、肥料、飼料その他あらゆる分野で使われているので、今や、その有害性を公表できない状態なのです。

しかし、化学物質の有害性は常識的に考えればわかることです。「自分の体をつくる成分でもないものが体内に入って来たら、それは良い働きをしてくれるかも知れませんが、通常は異物ですから、異物として体はとらえ、対応します。つまり、自分の体の中から毒物である活性酸素を出して敵として認識した化学物質をやっつけようとします。それが、自分の体をも壊してしまうのです。」

化学物質でつくられた農薬、肥料、飼料、医薬品、食品添加物、化粧品等を避け、自然界のバランスとエネルギーを取り入れた生活している人々は、現代人の中では1%いるだろうか、いや、0.1%位かも知れない。とすると、これから先、健康で長寿を全うできるのもこの位のパーセンテージなのかも知れません。数十年もすれば、それがかなりはっきりするのではないでしょうか。

何故、それが言えるかといえば、食生活やその他の生活習慣でほとんどの現代人が病気に罹るはずです。そして、多くの人が現代医療を受け、化学薬剤を摂取し、その有害作用で病気は更に悪化し、苦しみながら生命活動を続けることになります。しかし、そのような生物が子孫をどんどん繁殖できるはずがありません。化学物質の有害作用で繁殖能は急速に衰えるはずです。身近にある恐ろしい化学物質を私たちは、有害物質でいずれ人類を滅ぼしてしまうものとは全く認識せず、「みんなで使えば怖くない。テレビでコマーシャルしているから安全だ。医者が勧めるものを摂取するのは当たり前だ」などと無意識に摂取しているのです。でも多くの人は信じないし、自分のことではない。単に対岸の火事と思っているでしょう。事実、放射線を被爆しても痛くも痒くもありません。検査と言って、放射線被ばく量の高い機器の検査を頻回に受けているだけで、体液を少しづつ壊され、様々な個所にダメージを受けているのですが、無知プラス聞く耳を持たない人に何を言っても馬の耳に念仏でしょう。私はほんの一握りの人でいいですから、今の危機的状況を理解し、化学物質を身の回りから遠ざけていただきたいのです。。

あれもこれも言うと、パニックになりますので、1物質づつ、説明していきましょう。

私は現代医療で病人の苦しみにつけ込んで使用しているステロイド剤の副作用は悪質で非常にタチが悪いと思っています。ある一時期は痛みや痒みの症状が嘘のように止まるのです。だから、患者にとって、その反応が魔法の薬のように思えてしまうのでしょう。これは、一種の麻薬と同じでしょう。一度使い始めると、医者は「勝手にやめないでください。止めると体に良くないから」と脅かして使わせていく。しかし、症状は良くなるどころか、段々、ひどくなる。そのうち、体の別の部位に異常が起こる。そもそも薬の使用を止めたら、危険な症状が出ること事態が異常と考えなければならないでしょう。この種の薬を摂取していると血液生化学検査を頻繁に受けていれば、体が壊されていくのが良く分かります。検査は多項目にわたって検査することをすすめます。ステロイド剤は体の様々な部位に有害作用を与えるのですから、この種の薬を摂取すれば、報復を受けるのは仕方のないことです。いくら有毒作用があることが示されていても、これで良くなると医療側からいわれれば、多くの方が拒めませんし、専門家が言うのだから、きっと良くなるだろう自分自身に暗示をかけて長いこと摂取をつづける。検査で素早く異常がでるのが【リンパ球の減少】、【好中球の増加】、【白血球の異常増加】、【アルブミンの減少】、【CRPの上昇】などです。

ステロイド剤を使うのはリウマチや膠原病、炎症性の疾患、喘息などをはじめ様々な疾病に使われていますので、すから、血液生化学検査をステロイド摂取前と比較すれば、薬剤による変化かどうかは直ぐわかります。

リンパ球の減少は免疫力の低下ですから、リンパ球が下がることは体を防御する力がなくなっていくことを示すことですので、病気を治すどころか、悪化させていることなのです。本来、炎症反応を抑えるための薬剤なのですが、CRPが上がった場合は逆にこのステロイド剤で炎症反応をひどくしているということになります。馬鹿げた話ですが、これが現実でほとんどの人はそのことに無関心なのです。何故、そんなことが起こるかといえば、リンパ球を壊して免疫機能を低下させるのですから、炎症反応は当然悪化します。

アルブミンは蛋白質の60%以上を占めていますが、これを壊すのですから、体は滅茶滅茶になるのが納得できますか。ステロイド剤は体の構成成分の蛋白質を短期間で壊す仕事をしていますので、これを毎日摂取しているということは、体を治すのではなく、壊すことの為に用いていると言ったら、言い過ぎで過言ですか。それとも、嘘だと否定しますか。これは絶対に出来ないことです。壊れるのが事実だとわかっているからです。これが安全だと言うのなら、医療従事者の方々は自分の体でそれを証明してください。ブレドニンを患者さんと同じように、15mg、10mg、30mg、100mgと自分の体に投与して、血液・生化学検査で異常がないかどうか、1ヶ月、3ヶ月、1年と調べてみたらいかがですか?

勿論、これが100%の人達にそうなるとは言えませんが、かなりの確立で、こうなるでしょう。【そのために体が一生懸命、防御をする為に白血球数が増え、リンパ球の実数を増やす努力をします。例えば、リンパ球が20%から10%に落ちたとします。】しかし、白血球数が2倍になれば、リンパ球の実数は変わりません。体はこのように懸命に恒常性に努めているのです。

でも、このような体の防御も長くはもちません。リンパ球がどんどん低下すれば、白血球を増やす為に体は無理をしますが、徐々に疲弊していきます。

前述したアルブミンですが、これは肝臓で作られるので、ステロイド剤が肝臓にダメージを与えるものともいえますが、明らかな肝機能障害が生じていないのに、アルブミンが急低下することがあるのは、何とも不気味と言わざるを得ないですね。腎臓が壊されるのはこうした前段の症状が出てから起こると思いますので、クレアチニン、尿素窒素量(BUN)、尿酸、赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット値などの測定で判断できます。

兎も角、ブレドニンをはじめとする、ステロイド剤を摂取している人はしっかりと血液・生化学検査を何度も行い、自分が健康、長寿の方向へ進んでいるデータか、それとも病状の悪化か、更に別の病気をつくらされているか、自分の目と頭脳で確かめたらいいと思います。

人類は一体いつまでこの生命を縮めるような化学物質を薬として使うのでしょうか。

FACEBOOKページ 中山栄基
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