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Channel: 『植物マグマ』中山栄基 Official Blog
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2019年3月、滋賀県南草津でチャーミング(株)の竹山香様主催の植物マグマの勉強会で演者をさせていただきました。

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今回、初めての勉強会でしたので、「植物マグマとは何ぞや」、「何故、今、植物マグマが必要なのか」、「そのメカニズムとは」などについて、更に血液・生化学、尿検査データの解読の仕方について実践勉強を行いました。

私は、30年間、化学物質の有毒性に関する調査、特に最後の10年間は徹底した発癌性の有無の動物実験の査察業務(QAU)を行させていただきました。その業務を通して、化学物質の有害性を消去する物質の開発が如何に必要であるかを考えさせられました。そして、化学物質の毒消しの救世主として、ターゲットは野生であると推理し、野生植物の有毒作用を除去するために熔融マグマ化して、無機元素化合物の野生植物マグマを開発し、20年以上が経過いたしました。

何故、現代人に、癌や、糖尿病、アトピー性皮膚炎、心臓病などの、所謂、現代病が多いのだろうかと考えると、逆に自然界に生育する動物や人間にはこの現代病がほとんど存在しないことが浮かび上がってきます。つまり、私たち現代人は自分達で勝手に病気をつくってしまっていて、それで右往左往している。しかも、現代医療では、そのほとんどが治せていない。「否、そんなことはない」と反発されるかも知れないが、癌にしても手術、抗癌剤、放射線治療では治しているのではなく、癌という家屋の解体作業をしているに過ぎない。心臓病、脳血管系障害も同様で外科的手術が高度化して修復している状態に過ぎないと言えるのではないでしょうか。糖尿病、腎臓病、アトピー性皮膚炎、全身性エリテマトーディス、ベーチェット病、甲状腺機能障害などなど、沢山の現代病が列挙されますが、「これらが本当に治っているのですか」と言ったら、皆さん、どのように回答されますか?どうですか!! ほんの一時的に症状を抑えることはできても根本的に病気を「治しましたよ」とは言えますか。でも、これら難病などが、自然界に生育する動物や現代文明が入ってこない先住民の方々の生活の中には、ほとんど起こっていない。ということは、現代文明病の解決の糸口になるのではないでしょうか。つまり、自然のバランスをしっかり摂取すれば、この現代病を改善することができるのではと考え、私は野生植物を完全に無機化した植物マグマを開発して、これを実践化しています。

野生植物は地球上の至るところで生育していますが、表1にみるように、土や海水中に含有する元素に対して、野生植物の含有ミネラルバランスはカルシウムやカリウムが多く、土に多いケイ素やアルミニウムはそれほど多くはありません。そして、人間や動物の元素バランスは野生植物の元素バランスとよく似ています。これは私たちが生物を食べているからであると考えます。ところがどうして現代文明人だけが、癌をはじめとする様々な病気を蔓延させているのだろうか。それは、表2、図1をみていただくとわかるように私たちが毎日食べているお米や麦、野菜、果物が野生植物とは全く異なる元素バランス、つまり化学肥料のバランスになっているからで、これを現代人の多くの人々が食べています。更に、農薬、ホルモン剤、抗生物質、食品添加物、医薬品、化粧品、その他生活用品から、様々な化学物質が断りもなく、どんどん私たちの体内に侵入してきています。その結果、私たちは知らず知らずのうちに人工・養殖化人間にさせられています。

それ故、その現状を打破するためには、野生の植物や動物を摂取して、人工・養殖化しつつある生体のバランスから、野生バランスに少しでもシフトするしかないと考えました。

勉強会に参加した方々は、「野生の生物を食べる生活を毎日つづけることは難しい」、「無農薬、無化学肥料栽培のものは手に入りにくい」、「合成食品添加物の入ったものばかりが目につくので、添加物の入っていないものはどうしたら、手にいるのか」など、本当にわからない声が多かったのには、私もびっくりしました。しかし、考えてみれば、自分も癌になる前の食生活は滅茶苦茶だったので、偉そうなことが言える人間ではありませんが、自分が生命の危機、「あと半年もこのままにしていたら、癌が全身にまわり、取り返しがつきませんよ」と言われて、はじめて生活習慣をガラッと変えました。その時、生活習慣が病気をつくっていることを思い知らされました。又、病気は長い年月がかかって作られるもので、家作りとよく似ています。先づ、土台をしっかりしておかないと、その上に建物を建てるのですから、地盤が悪ければ、建物は不安定になります。しっかり地盤が出来てから、少しづつ建物を建てていきます。これがまさに慢性病と同じといえるでしょう。病気は生体の持ち主の意向に関係なく、不法に自分の体内に作られるのですから、治すためには荒っぽくぶっ壊すのが手っ取り早いのですが、自分の体もそれによって傷つき、甚大な被害が出ますから、時間をかけて少しづつ丁寧に壊していく必要がありますね。

癌という不法建物を土台ごと、「アッ」という間に取り壊すのは容易いことなのですが、自分の体も無事では済まないのはわかりますね。

結論は「焦らず、ゆっくりと、根気よく、改善するのが一番」ではないかと思うのですが、多くの方がドタバタしてしまいます。

血液・生化学、尿検査では、兎も角、沢山の項目を1年に何回かは絶対にするべきです。何故かといえば、血液は体の隅々にまで行きわたっているのですから、そこから得られる情報は何よりも、その人のその時の体内状況を示していると思います。

ですから、それから得られる情報は何にも増して、上手に解読できれば、体内事情を的確に推理できるはずと考えます。特に、表3はその中でも注意深くみてほしい項目ですが、更に、ALPは内臓全体の情報、血中カルシウム量は心臓に関係した推理に重要な項目ですので追加してください。


表1 土壌、海洋、植物、人体における元素の分布
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表2 野生植物と栽培作物中のミネラルバランスの差異
注)表、図中のBIEは植物マグマのことです。
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図1 植物マグマと栽培作物中のミネラルバランス
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写真1 植物マグマ
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写真2 植物マグマ
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図2 植物マグマに含有している主な元素
注)表、図中のBIEは植物マグマのことです。
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図3 水溶性植物マグマと体液中の主な元素の比率
注)表、図中のBIEは植物マグマのことです。
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表3 特に注目する血液・生化学検査項目
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表4 理想的な免疫バランス
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FACEBOOKページ 中山栄基
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