【記事へのコメント】皮膚がんの原因は「日焼け」ではなく「日焼け止め」という事実 ⇒ 記事へのリンク http://shinhakken-blog.seesaa.net/article/422346133.html
日焼け止めという目的は紫外線をカットされるわけですから、いわばUVカットをすることで、化学物質の参加チタンや酸化亜鉛、オキシベンゼンなどが用いられます。
酸化チタンは食品添加物の1つで食品を白くする効果があることから着色だけの目的だけに限定して食品添加物に指定されています。ナノレベルの粒子状態にして使われることが多いので、紫外線をカットする日焼け止めクリームとして極めて効果的とされています。その他、薬の充填剤、歯磨き粉、紙、インク、クレヨンなどに利用されています。
欧米人は皮膚のメラニン色素が少ないので紫外線の照射は体に有害作用をもたらしますが、私たち日本人は欧米人ほどの有害作用は生じません。むしろ、この記事は日焼け止めクリームを塗ることによる障害の方が問題になると指摘しているのです。基本的には日光によるビタミンDの摂取が減少するわけでカルシウム代謝の障害がおこることは充分、想定されることです。
私が毒性研究をしていた頃には、二酸化チタン(TiO2)の発癌性は示されておりませんでしたが、WHOのIARC(国際癌研究機関)で発癌が示されたということですから、動物実験で明らかにされたものと思います。
ナノ粒子の状態になっていますので皮膚から吸収され体内に侵入することは十分に考えられることですし、有機物質が混合していたら、もっと生体内への侵入は大きなものとなります。
堀口博著の「公害と毒物危険」では酸化チタンの有害性はみられることはないとしている。特に10年以上も酸化チタンの粉塵を吸入した場合でも肺内に異物の貯蔵は認めるが、肺障害はないとしている。しかし、最近の動物実験で妊娠中のマウスにナノ粒子の酸化チタンを注射した結果、妊娠合併症と胎児に神経毒性が確認されたとある。又、吸入実験で短期間で脳内に達することがわかり、海馬の神経損傷がみられるとの記述があります。
日焼け止めをどの位の頻度で使っているかによって体への負担も変わってくるのでしょうが、男の私からみたら、毎日、使用するものではないと思いますし、あまり、長時間付けっ放しにしておくものでもないのではと思うのですが、どうなのでしょうか。化学物質の有害作用は急性毒性がない場合、毎日体に付けたり、食べたりして、それが蓄積して問題化するものと思われます。
美白効果としてUVカットを期待してオシロイ代りに使ったりするのが怖いですね。
私からすれば、食品添加物として歯磨き粉、飴、チーズ、チョコレート、マシュマロなどに使われていることに生体異物としての免疫力への影響を問題視して毒性研究しますね。