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「抗生物質は腸ガンの発ガン率を高める」で再認識。抗生物質をはじめとする化学薬剤の生体に対する有害性の恐ろしさ

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先づ、ブログ記事「抗生物質は腸ガンの発ガン率を高める」を一読ください。



「抗生物質は腸ガンの発ガン率を高める」記事について、改めて抗生物質をはじめとする化学薬剤の生体に対する有害性の恐ろしさを認識させられます。ここでは腸の癌にスポットを当てていますが、癌は様々な有害作用の一つに過ぎません。私は体の全身状態に目を向けて調べながら、腸の変化をみたら、もっと化学薬剤の生体障害が炙りだされてくるのではないでしょうか。抗生物質、ステロイド剤、免疫抑制剤、ホルモン剤、血圧降下剤、血流をよくする薬などの化学薬剤を常用している人が年々多くなっているように思います。患者側も自分ではそれほど重大な病気と思っていない人でも、病院で病名が告げられ、薬が出されれば、通常の人は医者が薬をださなくなるまで、摂取するのだと思い込んでしまいますが、その無知が症状をもっと悪くさせたり、別の病気を引き起こしてしまうことが多いのではないでしょうか。化学薬剤は生体にとってすべて有害作用をもっています。何故かといえば、生体を構成する成分ではないから、体は化学薬剤を異物とみて反応しますので、敵対行動を起こします。更に、化学薬剤が特定した有害作用をもっている場合はその有害性が更にプラスされます。

化学薬剤が静注されれば、100%血液中に入り、速やかに全身に分散、吸収されます。経口摂取の場合は小腸まで入り、そこから門脈を介して肝臓に行き、生体内に分散するものと大腸を経て排出される2つのルートに分かれて吸収されます。又、皮膚塗布の場合は生体内吸収は小さいとされていますが、有機物の場合には体内吸収はかなり高いです。この図にみるように摂取された化学薬剤はほぼ体の全体に侵入していくと考える必要があります。薬剤の副作用を注意深く読むと多くのものが、ほとんどすべての部位に何らかの影響が示されているのは、それらの部位に侵入し、何らかの不具合を起こしているからなのです。

図:体内消化吸収循環(本院堂薬局 滝本浩正氏 提供)
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こうした薬剤の有害作用は血液・生化学検査で概ね判別できると考えます。そのためにも検査項目は多ければ多いほど薬物との因果関係を推理しやすくなります。私は以前、絶対にしてほしい検査項目について述べましたが、もう一度、ここでも表に一覧として示しました。医療機関にいかれると診察後に血液・生化学検査が実施されますので、ご自分の現状のデータが得られます。薬剤の摂取はその後になりますから、この初めのデータを基に薬剤の摂取による有効性と有害性を判断することができます。特に注目する検査項目は白血球数とその分類で好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球で、自分の体を防御してくれる免疫力の状況を知ることができます。その中でもリンパ球と単球のバランスが大事で、赤ちゃんの頃の数値にあれば良いと考えます。リンパ球は50%、単球は10%位が理想的な数値でこれが落ちてくれば、免役力の低下を意味します。リンパ球の基準値は、15~50%といわれていますが、例えば25%という結果が出たとすると理想値(50%)に対して半分しか防御機能を果たしていないということになります。

抗生物質、ステロイド剤、免疫抑制剤などは特にリンパ球、単球などが低下するので、急激な減少には特に注意する必要があります。基本的にこの免疫力が低下することによって病気になるわけですから、これを低下させるものは体に有害であることは極めて当然のことと言えます。

総蛋白、アルブミン値も薬剤で壊されますので、低下してしまいます。又、体に炎症反応が生じると白血球数、CRP値が上昇しますが、薬剤摂取で本来、炎症症状を下げなければいけないのに反って火に油で上昇させてしまうことがよくあります。お年寄りが急性肺炎にかかって入院してもお亡くなりになる方がおられますが、抗生物質や抗炎症剤、ステロイド剤などで、より悪化させてしまって、不幸な結末になってしまうこともあるので、医療機関に行けば、病気は治してもらえるという考えは、現代医療一辺倒の医療機関にいく場合は、持たない方が賢明ではなかろうか。自分の持っている免疫力がかなり高いのであれば兎も角、リンパ球が10%を切っているような場合では、体を痛みつけるような薬剤の摂取は弱っている体には更に負担を与えるので、危険ではなかろうかと思われる。

でも、医療機関は症状を良くしようと思いますから、自分達の持っている薬剤などの武器を使って改善をはかろうとします。その時、しっかりと医療側に自分の現状の状態をオープンにしていただき、どのような措置が的確であるかどうかを話し合って決めるべきだと思います。苦しい目にあうのは自分達ですから、医者に遠慮することは一つもないのです。患者はお客様なのですから、医者も患者の身になって治療する必要があります。医者のすることに不服なら、帰ってくれなどと平気で言うような医療機関もあると思いますが、むしろ、そんなところに長居は無用で行かないほうが賢明ではないでしょうか。

表:血液・生化学検査の説明
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【中山栄基の解説】ソマチッドとは何ぞや!!

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ソマチッドとは何ぞや!!

フランス系のカナダ人、ガストン・ネサンは、第二次大戦中、ドイツの熟練工の助けによって、倍率3万倍の位相差顕微鏡を開発し、血液中に人の細胞(千分の3から5ミリ)の千分の1以下の微小生命体を発見し、ソマチッドと名付けました。この微小生命体はDNAを持っていないこと、1,000℃以上の温度やマイナス270℃でも死なず、2,500万年前の風化貝化石から大量に出現するということからも、桁外れの長寿で死なない生命体とも考えられたのです。ソマチッドは血液中のみならず、どこにでもいて、人間の体の中のあらゆる細胞に出入りしているというものです。勿論、動物、植物、微生物にもいます。植物では種や雌しべに極めて多く存在し、人間では精液に多く存在しているということから、生命の誕生とその維持に深くかかわっているということになります。

ソマチッドについては、川村昇山氏の「善玉カルシウムとソマチッドの奇跡」の中で詳しく述べております。世界の遺伝子研究の第一人者ともいわれる筑波大学の村上和雄先生はDNAの全ての生体情報を必要なもの、不必要なものを瞬時にオン、オフして、生命維持を行うソマチッドはまさに「サムシング・グレイト」としか言いようがないと述べておられるほど、偉大なものであるにもかかわらず、その存在を知る人は極僅かである。

生物が死ねば、土や水に還りますが、ソマチッドも生物が死ぬとそこから離れ、土や水に還り、菌を育成し、或いは再び植物に入り、それが動物に移動するので、常にエコロジーの大循環をしていると考えられています。

ガストン・ネサンはこのソマチッド理論を基に癌の特効薬「GN-24」、「血清アナブラスト」を開発し、癌患者を救い、最終的に免疫強化製剤「714X」を開発するに至った。その結果、1,000人の末期癌患者に対して、750人が完治という驚異的な成果が得られた。ところが、出る杭は打たれるどころか、抜かれるで、抹殺される寸前にまで、ガストン・ネサンは陥りました。それは、今もそうであるが、癌の特効薬が開発されたら、医学会にとっては、大変都合が悪いのです。1989年、彼は「714X」を使っていた末期癌患者が亡くなったことで、医師会は患者の夫に訴状を書かせたことで、彼は警察に逮捕され、その時点で終身刑に追い込まれるところまで医師会、厚生省、マスコミの圧力でいくところでした。しかし、陪審員が下した評決は、無罪でした。それは、癌が治った患者やその家族、関係者たちの強い団結力と抗議のデモと証言などが陪審員の心を動かしたのでしょう。通常なら、ノーベル賞をいくつももらってもおかしくない人が、闇に研究成果もろとも葬られそうになったのは、今もあまり変わりないですね。

私も実際にガストン・ネサンと会談された歯科医師の故寺川国秀氏や、九州大学農学研究院の白畑實隆教授、翔恵健益(株)の平川聖馨氏から、ソマチッドについて教わり、位相差顕微鏡で水溶性植物マグマ液にソマチッドが存在するかどうかを観察、解析していただき、2,000℃以上の温度の野生植物から抽出した水溶性マグマの中にもソマチッドが存在することが確認できました。

こうしたソマチッドの記事をみますと、病気の方はガストン・ネサンの開発した免疫強化製剤「714X」が欲しいと思うでしょう。又、ソマチッドの大量に存在する物を摂取するにはどうしたらよいかと考えるのは当然だと思います。しかし、ソマチッドは住みやすい生物環境には動き回って元気よく居続けますが、病気をしている人の体では、例えば、血液中では赤血球の中に潜りこんで出てこなかったり、殻の中に閉じこもってしまったり、逃避したりする習性をもっているとのことです。それ故、私が推察するに「714X」とは生体の免疫力をより強化する物質ではないかと思います。そして、体内環境を強烈によくすることで、ソマチッドが元気よく活動し、その結果として、健康を取り戻し、或いは、元気な人生が送られるのでしょう。しかし、ネズミのソマチッドをウサギに投与した実験では、ネズミの足の子どもがウサギに出現したそうです。つまり、遺伝情報も伝わってしまうという、とんでもないことが生じてしまいますので、浅いソマチッドの知識、研究で実践すると予想もしなかったことが起こるとも限らないと思います。

私は野生植物をマグマ化させた植物マグマの摂取によって、白血球の好中球が下がり、リンパ球、単球が上昇して、いわゆる免疫バランスがよくなることで、病態が少しづつ、甦り、病気に負けない体づくりが出来ることを実践していますが、まさにガストン・ネサンの追い求めたものは、微小生命体ソマチッドが住みやすい体内環境を如何に構築するかで、健康なのか、病気になるのかが決まるというのでしょう。

私は出来るだけ野生の生物を体の中に入れることで、高い免疫力が身に着くと考え、植物マグマを開発したわけで、実践データでも、実験データでも確認されています。

【写真】ソマチッド 九州大学農学研究所 白畑實隆教授撮影・解析
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【中山栄基の解説】 恐ろしい化学薬剤の中でも最も広く大量に、そして長期間にわたって使われる合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)について!!

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副腎皮質ホルモン(corticosteroid)の化学合成薬をステロイド剤と言っていますが、本来、ステロイドとは副腎皮質ホルモンと性ホルモンの両方を合わせたものを言います。

合成副腎皮質ホルモン、所謂、ステロイド剤は医療の世界において、現在、炎症を抑える最も強力な薬であり、その他にも抗アレルギー作用、止血作用、免疫抑制作用、代謝作用があるとされて、様々な病気や症状の治療など、まさに万能薬として幅広くつかわれています。しかし、その一方において、効果、効能は症状によって強大な力を発揮する時もあるが、その効果は長く続かないので、繰り返し投与したり、徐々に投与量を増やさないと効果が出ないなどがあるため、それによって様々な副作用が出現しています。

あまりにもその副作用が強いので、医者に摂取をやめたいと言うと、急に中止したら、危険性があるので、やめてはいけないとも言われます。それは何故かといいますと、毎日の摂取で合成の副腎皮質ホルモンが常に体内に存在するので、体の副腎はホルモンを製造する作業をする必要がないと判断して、サボタージュしてしまうので、体から副腎皮質ホルモンは産出しなくなってしまいます。そこに、薬剤としての副腎皮質ホルモンがストップされると、生体には副腎皮質ホルモンが全く不足してしまい、体の様々な機能が損なわれ、たちまち、生体機能のマヒが起こり、体内は大混乱に陥ってしまいます。

こうした類いの薬は本当に始末が悪いですね。糖を分解させるためのインシュリンも同じで薬剤としてのインシュリンを投与すれば、膵臓が仕事をしなくなくなって、インシュリンの絶対量が減りますから、医者は飲み続けなければいけないと言うわけなのです。本来、自分の体が作るべきものの合成品、つまり、偽物をつくって体外からどんどん投与することで、体はするべき仕事をしなくなって、本当の病気にさせられてしまうのです。

ということは、どうしたらいいかと言えば、最初から、この類いの薬の摂取をしないことが一番いいと言うことになります。高利貸にお金を借りて自転車操業しているようなもので、やればやるほど深み、つまり、副作用の世界にどっぷり浸かって、ニッチもサッチもいかなくなってしまいます。だからこそ、自然界の野生生物のバランスとエネルギーをどんどん生体に供給すれば、自分の体を防御する力が野生動物のように、自然と甦ってきますので、薬を止めても体がサボタージュをしない体作をすれば、問題ありません。

副腎皮質ホルモンの副作用を次に示しますが、現代医療では救世主の如くの扱いで、使われているのは、一般的には高い効果を示す場合があることと、他に良い薬剤がないことが決定的な理由だと思います。ですから、短期間使用することで、後は中止すればいいのですが、これに頼ってしまうと、病気が治らず、別の病気を生み出し、更に、悪化するのは当然のことなのです。日本が第2次世界大戦で深手を負う前に、戦争を止めていれば、原爆も落とされずに済んだのにというのと同じようなことであるかも!!


副腎皮質ホルモンの副作用   (アンチエイジングLifeより)
《大量投与による副作用》

・感染症に感染しやすくなる
・糖尿病
・胃潰瘍
・精神不安定
・ムーンフェイス
・肥満


《長期的な投与による副作用》
・副腎機能障害
・骨粗しょう症
・高脂血症や高血圧
・筋力の低下
・白内障、緑内障


合成薬としての副腎皮質ホルモンには次のようなものがあります。

デキサメサゾン:ほぼ純粋な糖質コルチコイド
ブレドニゾン:糖質コルチコイドと鉱質コルチコイド
フルドロコルチゾン:合成された鉱質コルチコイド
(フロリネフ)
ヒドロコルチゾン:糖質コルチコイドの一種
(コルチゾール)

しかしながら、薬剤が商品名で出されていると、どれが副腎皮質ホルモン剤なのかが全くわからず、知らぬ間に投与させられていたということが非常に多いと思います。


80歳台、女性 喘息と血管性浮腫、歩行困難、糖尿病
ブレドニンを5mg x 2/日 長時間摂取している
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長時間の副腎皮質ホルモン剤の摂取で、白血球数の増加とリンパ球、単球の大幅減少で免疫力の低下がひどい。炎症反応は抗炎症剤を摂取しても決定的には低下せず、血糖値も改善をみていない。そこで、9月から、野生植物抽出物を摂取し、炎症反応(CRP)は0.2と正常化、血糖値も180から130に下がるが、免役バランスに良化がみられず、ブレドニンがしっかりと免疫抑制作用をしていることがはっきりと示されている。副腎皮質ホルモン剤を摂取していると蛋白が壊され、特にアルブミンが低下するが、ここでは総蛋白しか検査していないので、この点はわかりません。


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【中山栄基の解説】 合成化学添加物がいくつも入っている食品が厚生大臣賞、農林大臣賞、賜光栄(皇室)御用、全国水産食べもの展、県の加工展、全国〇〇品評会など、様々な賞をもらっているのは何故だろうか。

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合成化学添加物がいくつも入っている食品が厚生大臣賞、農林大臣賞、賜光栄(皇室)御用、全国水産食べもの展、県の加工展、全国〇〇品評会など、様々な賞をもらっているのは何故だろうか。

手にとってみた蒲鉾、冒頭に書かれた賞という賞を独り占めしたようにパンフレットの一つに表裏にびっしり皇室への献上やら、大臣賞、品評会での表賞が書かれていました。どれほど素晴らしい蒲鉾かと期待に胸をふくらませて、商品の原材料名をみました。

魚肉(エソ100%)、食塩、砂糖、卵白(卵を含む)、本みりん

これはいいですね。悪いものが見当たらない! 

そして、添加物の項をみました。

調味料(アミノ酸等)、甘味料(ステビアソルビット)、保存料(ソルビン酸K)、リン酸塩(Na) 

あららーーー。何だこりゃーーー。

アミノ酸等の調味料を入れることによって、この品物の個性と特徴がなくなります。どれもこれも同じ化学の世界が作った味ですから、金太郎飴みたいなものです。甘味剤も砂糖が入っているので、必要ありません。但し、魚肉が洋上でソルビット等ですり身に加工されている状態のものを使っているのならば、否応なしに添加されていることになりますので表示したのかも知れません。そして、リン酸Naが入っているので、体、特に腎臓に負担がかかりますので、これらは食材として必要ないもの、いらないもの、体に不適切なものです。

保存料としてソルビン酸カリウム(C6H7KO2)が使われていますが、これは脂肪酸の一種で広範囲の微生物に抗菌性を持つ保存料です。魚肉製品には、2.0kg/kg(ソルビン酸換算)以下での使用基準が定められています。

【化学式】ソルビン酸カリウム(C6H7KO2)
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マウスの急性経口毒性はLD50値で4.92g/kgで極めて急性毒性は低い。変異原性試験では、染色体異常試験では陽性である。ソルビン酸は微生物を殺す作用を特性としておりますので、生体に取り込まれた時、生体の有用菌への有害作用はないのか、薬剤の抗生物質のような強い作用はないものの、長期間にわたって摂取していったなら、腸内細菌などへの環境はゼロとは言えないのでは!それに、生体の構成成分ではないものが常に入ってくる状態はとても正常状態とは言えません。このような体に悪い化学物質の添加物が幾種類も入ったものが、厚生大臣賞、農林大臣賞、他、県の表賞、各食品の品評会で表賞され、それをこれ見よがしにパンフレットにして一覧にして売り出す。

化学物質の入った食品は体によくないことは行政が一番わかっているはずです!!化学物質の無添加食品を表賞するのなら理解できますが、体に負担のかかる化学物質の入ったものを素晴らしいものとして表賞してするのは認可した合成添加物をよくぞ使っているとのお褒めの表賞に見えますね。賞を出す方もこの食品のこれが素晴らしいので賞を出しましたと述べてもらいたいですね。

こういうシステムは怖いですね。今さらですが、消費者不在で、行政と質の悪いメーカーが寄り添った悪品には手を出さない、買わない以外にこのシステムを壊す手だてはないですね。その日に作ったものを、その日に食べる昔の食習慣に戻れば、余計なものは入れる必要もないし、現代病は激減すると思います。

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胃癌消失の実体験から学んだこと 【中山栄基の解説】「アメリカのガン死亡率低下の原因は代替療法の普及にあった」を解説する

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癌消失の実体験から学んだこと
「アメリカのガン死亡率低下の原因は代替療法の普及にあった」を解説する
先づ、ブログ記事「アメリカのがん死亡率低下の原因は代替療法の普及にあった」を一読ください。
URL: http://dailyrootsfinder.com/alternative-therapies/

現在のアメリカではガンの死亡率が、図1にみるように、日本とは全く真逆に年々低下をみています。それはこのタイトルにありますように、これまでの手術、放射線照射、そして抗がん剤治療に固執せず、様々な代替医療を取り入れたからそうなったのは事実だと思います。(図2、表1)されど、国と国民が一体となって生命を守る為に真剣に努力してガン撲滅に取り組み、死亡率を減らす為の方法を様々な角度から模索し、実践したからこそ達成できたのではないでしょうか。それが自由にできる土壌がアメリカにはあったから、成し遂げられたのです。でも、一方では銃の所持も合法化されておりますし、その銃での殺人が行われているのも事実です。しかし、銃の利権をむさぼる団体や政治屋も少なからず存在し、彼らの力によって銃の規制は実行されていない状況でもあります。

図1
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図2
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表1
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出典:図1、図2、表1 デイリールーツファインダー榎本ブログより


日本では癌だけでなく、病気は先づ、薬ありきで、そして手術です。例えば、難病に指定されたものは、現代医療で治らないと認めたもので、全く治せないのですが、それでも薬は処方するのです。おかしいとは思いませんか。治せないのに、そして有害作用のあるのに、薬を与えるのです。そして、更に別の病気を作ってしまうことが多いのです。有害作用しか生じない化学物質でも薬として堂々と認可されているのです。このような医療体系が日本なのです。手術と薬剤投与がしっかりと定着していますので、それ以外の医療は国が認めないのです。

当然のことながら、代替医療は保険の適応が認められないから、代替医療は自由診療になってしまう。となると高額な医療費がかかるので、お金を支払う時に、誰もが安い方がいいので、代替医療は不利なのです。でも国が負担している保険料は税金でまかなっているのですから、実際は国民が払っていることなのです!又、国が徹底して、癌については、手術、放射線治療、抗癌剤投与の3本立てがしっかりと組み立てられていますので、この治療を受けない患者さんは、病院から拒否される羽目になってしまう。気の弱い患者さんは、それだけでノイローゼになってしまうので、家族も反論できずに、病院のなすがままの治療を受け、その結果が、アメリカと日本のガン死亡率の差になっていると考えます。

このような話になると、国が悪い、けしからんと言うことになりますが、私から言わせていただくと、一番、悪いのは本人です。病人本人が一番悪い、そして、その周りの家族等も同じです。病気は多くの場合、自分で作っていますから、自己責任なのです。そして、病気になったら病院に行き、医者に自分の病気を丸投げします。それは無責任極まりないことで、「自分の体は自分で守る、そして、治す努力をしてください!」と私は何度でも言います。

今の現代医療では急性の疾患や外科的な医療が必要な場合を別にして、慢性的な疾病を治すことは極めて難しく、一時的な処置をすることしか出来ていません。ですから、長期間、現代医療を続ければ、薬剤の副作用で病状がもっとひどくなるか、別の病気を併発するケースが当たり前といえましょう。それを見抜けない患者本人、そして、周りの人達が医療に対してあまりにも無知なことが、病気を更に悪化させているのです。薬剤が体に有害な作用をもたらすことは、自分の血液・生化学等のデータや、その他の検査ではっきりと認識できるはずです。そんな薬剤の摂取は自殺行為とわかるはずです。検査データを見れば、概ね、それが示されているのですから、医者に何故、このようなことになったのかを詰問すればいいのです。薬剤を投与するのは医者の責任なのですから!薬剤の作用は1回でも直ぐに影響が示されることが多いので、自分のデータ位、自分でしっかり見ていれば、薬剤で体を壊されることは防げるはずです。そこでよく言われるのは、「これしか治療方法がないのだから、副作用は我慢しなさい。素人が医療に口出しするのか」更に、代替医療をやりたいというと、「そんなものは医療ではないから、治るわけもないし、国が認めていない。もし、それをやるなら、私は知りませんよ。」このようなやりとりがすべてとは言いませんが、国が代替医療を認めず、医者の多くは、その方針に右へ倣えしないと国の方針に沿った医療レールに乗れないので、体に悪い薬剤でもやむなく与えてしまうという仕組みができているので、逆らえないのです。医者も患者から薬剤の副作用をデータ上から指摘されれば、もっと緊張感を持つと思うのですが。

こんな仕組みを作ってしまったのは行政ですが、それを承認しているのは国民なのです。そして、個人が「NO」と言ったところで、何も変えることはできません。一部の週刊誌や報道機関が繰り返し報道しても、それは遠吠え位にしか考えていません。でも、その報道のお蔭で、少しずつではありますが、薬は怖い、恐ろしい、現代医療は一体何なのだ?化学合成添加物、農薬、化学肥料などが、体を蝕むなどが知られてきました。国民一人一人が病気を治すことに目覚め、自分で治す努力をしなければ、いつまで経ってもアメリカのようにはいかないと思います。薬剤の副作用の情報は、スマホなどを持っている人なら、直ぐに調べられ、詳しく解説されていますので、先づ、薬の効用よりも、体を壊される有害作用を検索することだと思います。私は自分が胃癌になった時、癌センターの医者と話し合いました。その医者は「手術しかありません。それ以外で貴方の胃潰瘍の上に乗っかっている癌を治すことはできません」というのです。私は「それは違うでしょう。切除手術は、一時しのぎをしているだけのことではないのか。そして体に多大の負担をかけるでしょう。更に正常な部分を大量に除去してしまうのですから、治しますなどとは到底言えないのでは!癌細胞も自分の細胞が変化しただけなのですから、環境を良くすれば必ず元に戻るはずです。手術は断じて治しているのではない。体に散在性に存在している癌が存在できない状態にするような体作り、或いは、癌が集落化しようとする力を発揮できないレベルにまで、自分の体の防衛力が高くすることで、癌を撲滅できるのではないか。それが医者の本来の治療方法ではないのですか!」と述べたら、「そんなことは絵に描いた餅に過ぎない。見解の相違だ」との返答でした。「それでは、この病院では私の癌を治せないのですね。だったら、ここにいる必要がないですね。まさに見解の相違ですね」と述べて帰りました。帰り際、その医者は「貴方の胃癌は半年も放置すると胃壁を破り、全身に回って、どうにもならなくなりますよ。それでもいいのですか?」と言いました。私は、「自分で開発した野生植物をマグマ化した植物ミネラルマグマがあるので、それで免役力を高めることで、癌を消失させますから、ご心配なく」と言いて、○○癌センターを出ました。

あれから7年になりますが、現代医療の手術、抗癌剤等の薬剤、放射線照射、重粒子療法、人工免疫療法などは一切せず、医者が半年後には癌が全身に回りますよという症状も、3年間、検査することを放棄したので、どうなっていたのかはわかりませんが、癌を見つけてくださった島村トータルケアクリニックの島村先生のところで、3年後に内視鏡と病理組織学的検査をしていただいたところ、胃癌は完全に消失していました。免疫力もリンパ球42~46%、単球8~8.7%にまで上昇、好中球も44~40%で、ほぼ理想的なバランスでした。自らの血液データから、免役力のバランスを良くして、リンパ球、単球を野生動物並みの元気さにすることで、現代病の多くは改善できるのではと、自らの実践結果から、その可能性と手応えを感じました。

癌の消失という結果は学術的にも重たいことです。それは、とりもなおさず、癌細胞の集落がなくなり、正常細胞群に再度変化したということになると思います。私は癌細胞を殺していくというのではなく、元の正常細胞に戻ったのだと考えたのですが、どうなんでしょうか。

胃癌が消失してから、4年半がたち、定期的に血液・生化学検査をしていますが、ほとんどの検査で異常値はみられず、リンパ球は45~46%、単球も6~7%、好中球も43~44%程度をキープしているので、自分の防衛力が癌を抑え込んでいるのか、或いは癌細胞が出来ても、直ぐに正常細胞に変化する仕組みが構築されているのではないかと推理したのですが、いかがでしょう。更に、CRPも0.03と炎症反応も極めて低いレベルにあり、白血球数も3,900なので、体内の炎症はないようなので、体に負担のかかる生活をできるだけしないようにすれば、現在72歳ですから、もう少し、生存させていただけるのではと思っています。それ故、血液・生化学検査を多項目、定期的に行い、自分の体内状況を推理できる能力を得る為の努力を惜しまず行い、体に負担をできるだけかけない生活を心がければ、健康、長寿を全うする可能性は大です。しかし、その逆を行えば、病気で苦しみ、薬剤で寿命を縮め、本来ならばもっと長生きできるはずが、後悔先に立たずという可能性はかなり高そうですね。

人生を楽に、楽しく、有意義に全うしてこそ、生を受けた者の義務なのではないですか。誰しも死は平等に来ますが、体はボロボロでお返しするのではなく、古くなっても綺麗な状態でお返ししたいものです。中古車でも20年たっても故障もせずに動いている車と、10年もたっていないのにパーツの入れ替え、ボディはボコボコ、オーバーワークの車との比較が、人間の人生にも当てはまるような気がしてなりません。

我が国の医療行政がアメリカのガン死亡率の低下を真摯に受け止め、アメリカを見習って、図表にみられるような代替医療、或いは、日本が古来より行ってきた健康長寿のやり方を国を挙げて取り入れるのなら、万々歳で、この記事も活かされるのですが、それを待っているほど、我が国の状況は楽観視できないのではないでしょうか。有名人の病気をみても、薬漬け状態で、薬石効なく、亡くなられるという事例が多くありませんか。肺炎で入退院を繰り返している落語家さんがおられますが、医学がすばらしく進んでいると言うのに、何故、肺の炎症一つを治せないのでしょうか。有害作用のある抗生物質やステロイド剤等に頼って免疫力の落ちている体に無理矢理投与したら、どんなに丈夫な人でもたまりません。だから、病人は無知であってはいけない。無知が一番悪い。何度でも繰り返して言わなければ理解しないのが、病人であり、家族です。自分の体は自分で治す努力をしましょう。勉強して自分が最高責任者としての自覚を持ちましょう。

薬剤漬けで、死ぬのは本望ではないでしょう。健康、長寿に化学薬剤は必要不可欠なものですか?私はどう考えても必要ないものと考えますが。一考あれ!!

島村トータル・ケア・クリニックでの所見と内視鏡画像
2012年11月 胃癌消失
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2009年10月 胃癌発見時
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【中山栄基の解説】化学薬剤を安易に摂り続けるのは合成化学物質、薬剤の本当の有害作用を知らない、無知から来るものと思います。そして薬剤等の有害作用で苦しんでいる人達に対して他人事と思っていませんか!!

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私のこの解説で意図するところは、このような有害な物質を患者に投与することを認可している国、そして、医療機関はけしからんということではありません。もうここまで現代医療が全国都々浦々まで拡がっているのですから、薬剤に頼らない、自然治癒力、生活習慣、特に食習慣を重視した代替医療が大事と言ったところで、ほとんどの人は実行しませんし、信じません。しかし、現実に苦しんでいる人は圧倒的に沢山います。今、薬剤等による被害を受けている人が一人でも二人でも自分の状況に気が付き、目覚め、自分で自分の体を治す努力をして、健康、長寿を全うする人達が現れればいいのです。薬剤はすべて生体に負担がかかるものですから、それを使うと言うことは必ず、リスクを負わなければならないことを理解する一助になってくれればと思います。

以下にいくつかの事例を掲げますので、今後の参考にしていただければ幸いです。

<事例1>生後5ヶ月の赤ちゃん(男児)
アトピー性皮膚炎がひどく、入院したところ、血液・生化学検査の後、造影剤とステロイド剤を注射され、それから5日間、毎日、ステロイド風呂なるものに入らされ、両親は子供の状態がますます悪化するので、怖くなり、強制的に退院しました。両親は共に作業療法士なので、こうした症状を薬剤による副作用と推理し、その後、野生を重視した代替医療を実践すると言う勇気ある決断をしたことで少しづつ、元気な男児になってきています。

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この血液データを解析しますと、入院時の好酸球が9.3%であることも高いですが、4日後でいきなり32.4%に上昇、そして退院後5日間たって薬剤を投与していないにもかかわらず、37.0%と上昇を続けているのは、如何に薬剤の副作用が凄まじいかを物語っていると思います。正常の方の好酸球はゼロに近いか、せいぜい3~4%位までで、あまりありませんので、この上昇はまさに緊急時といえる状態です。また、好中球は細菌をやっつけてくれるものですから、これが60%台から10%にまで6分の1になってしまったので、赤ちゃんの体内の免疫機能はしっちゃか、めっちゃかで大変です。

そんな状況下でも、炎症反応CRPは、0.01なのですから、皮膚炎はあっても、炎症は起こっていないということです。入院時にリンパ球が24.4%、単球が3%ですから、生後5ヶ月の男児の免疫バランスとしてはよくないですが、白血球数が20,800あることで、リンパ球、単球の実数はしっかりあったので、生体は悪いながらも、自分の体を守る作業を勝手に行っており、一生懸命に免疫力を保っていたのではないでしょうか。しかし、総蛋白が3.4、アルブミンが1.8というのはあまりにも少ないので栄養はあまり摂れていないことがうかがえます。

<事例2>68歳 男性 膵臓の嚢胞による痛み、炎症で入院
血液・生化学検査の後、直ぐに大学病院に入院し、抗菌剤、膵炎の急性症状の改善薬、麻酔導入剤などが投与されました。この薬剤治療で炎症反応等はどうなったかをそれから1日後の血液・生化学検査と入院時のデータで比較してみました。

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このデータから、一目瞭然で炎症反応がもっとひどくなっていることがわかります(CRP炎症反応8.34⇒12.24)。更に、リンパ球、単球も減少させられたことから、白血球数が10,740⇒13,670に急増加しました。これは体の防御反応でしょう。「まさに火に油」とはこのことで抗菌剤等の薬剤を摂取すれば、免役力は更に壊され、炎症を抑える力が更に弱められるので、CRPが上昇するのは当たり前です。通常だとこれだけリンパ球が下がっているので、更に強い抗生物質を投与するのは躊躇するのではと思うのですが!!この患者さんはその日から、野生の植物マグマを大量に摂取しました。その結果、症状は良くなり、3日後にはリンパ球が15%、単球が9%にまで回復し、白血球数も約6,000に落ち着き、CRPも6にまで低下し、更に4日後には退院することができました。九死に一生を得たわけでしたが、入院時とその翌日のデータを更に精査するとアルブミンが3.8⇒2.9に急激な減少、つまり体内の蛋白質が入院1日で薬剤により25%も1日で壊されているのが判明しました。これは体にとって大変な状態だと思います。それが、10日後の退院時には3.7にまで改善したのは野生が体に摂り入れられたことによってリンパ球が元気を取り戻し、体を守る力が甦ってきたからだと推理せざるを得ないと考えます。

こうした緊急の時でも、自然界の野生のエネルギーとバランスを入れれば、体は治すための作業をするのですね。野生動物は自然に治すことしか方法がないので、こうした緊急時には何を食べればいいかを知っているのではないでしょうか。そして、兎にも角にも、静かに休養をとって体内の防衛力を最大限に引き上げようとするのだと思います。

<事例3>カネミ油症患者のPCB塩素挫瘡(「職業病その実態と対策」より)
食用油に冷媒のPCB(ポリ塩化ビフェニル)が混入した事件で、被害にあった人達は未だに後遺症に苦しんでいます。

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<事例4>トリクロロフェノールによる爪の変色と変形(「職業病その実態と対策」より)
フェノールに塩素が3つ付いたもので、殺菌剤、木材の防腐剤に使われています。皮膚障害、眼の強い刺激性、呼吸器の刺激があります。

【化学式】
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<事例5>アクリルアミドによる皮膚障害と中枢神経障害(「職業病その実態と対策」より)
コーヒーやほうじ茶など植物、或いは動物も焦がすと、原材料に含まれている特定のアミノ酸や糖分が反応し、アクリルアミドが出現します。このアクリルアミドは写真でみるように皮膚障害と中枢神経障害を起こすことは私も動物実験を行い、これまで写真にあるように発表をしていますが、近年、発癌性も動物実験で確かめられています。

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<事例6>塗料の有機溶剤に使われているセロソルブ類が睾丸を障害し、精子を壊します。(「職業病その実態と対策」より)
写真でみるようにセロソルブを多く摂取すると睾丸が小さく萎縮しているのがわかります。又、病理組織をみますと、精巣は内部が完全に壊されているのがわかります。これが何を示唆するのかと言えば、生殖能がなくなることです。これが化学物質の本当の恐ろしさなのです。

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<事例7>エタノールアミンによる皮膚障害(「職業病その実態と対策」より)
エタノールアミンは、合成洗剤、ガス吸収剤、金属腐食防止剤、農薬用溶剤、医薬、化粧品などに用いられています。写真にみるように強烈な皮膚刺激性がありますが、化粧品では表示特定成分となっています。シャンプー、リンスの界面活性剤、染毛剤にも添加されています。この化学物質が入っているものを使っていたら、皮膚障害を起こす可能性が高いと思います。アトピー性皮膚炎は使っているものに起因することが極めて多いと考えます。

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<事例8>フェノール類、メトキノンによる白斑症(「職業病その実態と対策」より)
化粧品の美白剤として、皮膚のメラニン色素を作らせない作用があることから、皮膚の色素脱出が生じて白斑が生じます。これと反対にメラニン色素が増加すると砒素化合物による黒皮症になります。フェノール類は染毛剤にもアミノフェノールとして添加していますので、成分表をよく見てください。

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<事例9>砒素化合物による黒皮症、皮膚湿疹、皮膚癌(「職業病その実態と対策」より)
写真にみるようにメラニン色素が増殖することで、皮膚が黒色化し、更に砒素疹という湿疹が生じます。長期の摂取で癌が生じます。砒素は怖いものと考えられていますが、本来、人間にも含まれていて必要な元素と考えられています。しかし、三酸化二砒素(AS2O3)など化学物質として合成化したものは強烈な毒性があり、昔から、毒殺剤として使われてきた。

三酸化砒素による黒皮症
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三酸化砒素による下肢の皮膚炎
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三酸化砒素による足の皮膚癌
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【中山栄基の解説】癌を治す医療として切除手術、化学薬剤投与、放射線照射が何故、悪いのかについて自らの体験から推理、考察する

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胃癌が消失した実体験から推理・考察しました。少し長い記事ですが一読していただければ幸甚です。

癌の治療として、切除手術、そして放射線照射と抗癌剤の投与という3つの治療が1つのセットとして、一般化されていますが、その方法に対して現代医学に携わる多くの人が異議を申し立てていないこと、新たな治療方法がほとんどされていないことが誠に奇異に感じます。この3大医療方法は私からすれば、根本的に間違っていると思います。

何が間違っているのかと云えば、癌に侵された部位を腐った状態のもののように扱い、更に病原菌に侵されたように考えることから、切除、駆除、更に残党を徹底的に殲滅する方法を最優先に駆使するのではないでしょうか。

しかし、私の胃潰瘍の上に乗っかっていた胃癌は高分化型adenocartinoma(カルテ・写真はこの文章の後に添付してあります)で、完全な悪性腫瘍で、ガンゼンターの医師も切除手術が最も有効な手段であり、最初に胃癌をみつけていただいた、島村トータル・ケア・クリニックの島村先生も「このまま放置すれば全身に癌がまわるので、今回ばかりは、先づ、切除することが賢明な選択肢で、中山さんが開発された野生植物を用いた生体野生化法は正に命を賭けた方法ですね」と言われました。

癌の部分は胃全体からすればほんの僅かなのに3分の2以上摘出する必要があるのだと言うことです。ほとんど全てが正常部位なのですが。腐って、壊疽(えそ)を起こし、他に影響を及ぼすから除去するというのなら、納得も出来るのですが、全くの正常部位をごっそり除去するというのです。カビが生えて菌が蔓延していると言うのでもなく、ほんの一部が癌の集落化を起こしているだけです。背中に重みと鈍痛はありましたが、血液・生化学検査、胃と腸の内視鏡検査、CT、MRI、X線、エコー検査を2回行い、胃以外には全く異常はみられませんでした。

私は癌の宣告を受けて約1ヶ月の間に2ヵ所で切除が最も安全な方法だと言われました。そう言われれば言われるほど、今の医学は何と無能力なものであるかと痛感しました。癌細胞も自分の細胞であり、身内なのです。たまたま、ほんの一部が癌に移行しただけなのです。こうした治療方法は何かに似ていると思いました。そうです。江戸時代に江戸の町で火事になると、類焼するのを防ぐために、火が拡がらないように、燃えている火事場の周囲の建物を大きく壊してしまうのです。でも全く違うのは建物はまた建てることができますが、体の臓器、器官等は除去したらもうなくなってしまうのです。これからの先の人生、私の体には胃が3分の1以下しかないことになります。それはまことに耐え難いことです。只、単に癌化しているというだけのことで、この先、その癌がどういう動きをするのかもわからずに、闇雲に排除するのが現代医療なのかと言う現実を突きつけられると、虚しさというか、もっと努力して、この医療レベルの低さから脱却する世の中にならないと日本人は滅亡するのではと感じます。私は自分の癌を元の正常細胞に戻す方法さえ出来ればいいと考え、そこから生まれてきた発想は逆に何故、癌細胞が出来るのかでした。

考え方として、体を防御する役目は白血球が担っており、主としてリンパ球、好中球、単球であり、細菌性以外のことについては概ね、リンパ球と単球が受け持っているとされています。癌細胞は毎日8,000個位が作られていると言われますが、正常な状態ではこれをすべて殺していると言うのです。ということは癌が組織化することはリンパ球、単球などの生体防御能の力が劣化して癌が過剰な増殖状態に移行していると言うことに過ぎない。一点集中で考えれば、リンパ球、単球が弱っていたり、実数が少なすぎて癌の勢いを許している状況ならば、リンパ球と単球を多くするか、或いは力強く、強力なパワーを持たせて癌を退治させればいいことではないか。でも、それが出来ないから、毒剤で殺すか、放射線で殺すか、手っ取り早く除去してしまう方法が現代医療であるが、これは誰が考えても最良な作戦とは言えない。では、私の場合は、癌の集落が消失したのであり、悪性細胞が見当たらなくなってしまったのである。ここがキーポイントで、癌細胞が死滅したのか、正常細胞に戻ったのかはわからない。正常な生体では同じ数だけの細胞が生まれて、そして、消失していると言われます。これが恒常性であり、安定したバランス状態をキープしていることになります。私の場合に戻ると、癌の優位状態を反対にしたことだけですが、これで癌への殺害力が上昇し、簡単に癌細胞が生まれる割合を低下させたとも言えますが、それだけではなく、逆に現在、集落化している癌を殺していっているのです。そして、時間の経過と共に癌の組織化が徐々に壊され、消退化し、気が付いたら癌は完全に消失をみたという現実なのです。これはあくまでも推理ですが、或いは癌細胞が正常細胞に戻ったとも考えられますが、正常な状態では細胞は増えもしなければ減りもしない恒常性が保たれているわけですから、癌細胞が正常細胞になったら、毎日8,000個位出来ると言われる癌細胞が正常細胞に変わるので、その分だけ正常細胞は消失するとも考えられます。

いずれにしても、リンパ球や単球、あるいは生体中のもっと異なるサイトカイン等が癌細胞を殺すか、正常細胞に戻すか、いずれにしても癌化した集落を壊して最終的には癌の消滅までに至っているのは明白な事実であるから、私のように切羽詰まった状態の癌患者でも切除手術に頼らなくても癌を消滅できたので、癌の切除手術が最も有効な手段とは絶対に言えないはずでしょう。遺伝子の第一人者、村上和雄先生流に言えば、癌細胞の正常化へのチャレンジボタンをスイッチオンさせただけで解決するのです。しかし、時間はある程度必要で、生活習慣もチャレンジさせるなどの努力は最低限必要です。

多くの意癌患者は切除手術で臓器を失っていますが、野生植物を徹底して生体に摂り入れる食生活をするだけで癌の集落は崩壊いたしました。私は野生植物を効率よく、又、有害作用のない状態にする為に野生植物(海藻、草木)を熔融、マグマ化させたものを製造し、これをある一定量摂取しつづけました。

この生体野生化法なるものを用いて、様々な現代病に実践しますと生体は不具合な部分を改善するために様々な変化を駆使させるようになります。体温を上げたり、血圧を上げたり、白血球を増やしたり、白血球の中の好中球、リンパ球、単球などのバランスを体を治すためのバランスに組み換えるなど、体はどんどん実行していきます。それ故、そうした数値は一時的に正常時とは異なりますが、それが病気を治すステップなのだとは考えられませんか!!

火は酸素があって燃えます。火事は燃えるものがあって拡がります。そして、酸素がなければ燃えにくくなり、いずれ消えます。人間の体も同じで、酸素が多くなれば、体は酸化し、炎症反応は高くなっていきます。その酸化を正常化させることで、或いは体内の酸素をどんどん減らし、過不足なく恒常性を保つ状態までにすれば、炎症反応は一気に沈静化するとは思いませんか。生体の野生化法はまさに酸化と還元の恒常性を高める手法とは考えられないでしょうか。

癌の治療は種々あるはずで、私も含めて癌患者は自分に適応した最善のものを選べばよいと思います。切除手術、抗癌剤、放射線照射は私の見解からみて間違っているとしましたが、「当然、そうでない」最良の方法だと言う人もいるでしょう。様々な意見があって良いと思います。只、確かめもせずに、「代替医療はダメだ、効果がない」と否定する人は余程、代替医療の発展が怖いのかも知れませんね。



私は自分の考え方に基づいて、野生動物に近づいた体作りができれば、癌は変化すると言う信念で実践し、癌の集落は消失いたしました。私は結果がすべてだと思いますし、この方法で臨床結果の出た、免役力のアップ、止血、火傷の回復、潰瘍性大腸炎の改善、甲状腺機能障害の改善、放射線照射による生体酸化の改善、抗癌剤の生体障害の改善などを鳥取大学、岐阜大学医学部、UCLAなどで動物実験、in Vivo、in Vitro等の実験で、再確認し、整合性をしております。又、北大などの研究チームが癌細胞排除、仕組みを解明する記事が出ていますが、人間での結果からではなく、マウスの動物実験によるものなので、臨床治験で癌集落を消滅させてくれるとありがたいです。

高分化型adenocartinoma胃癌のカルテ・写真
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胃癌が退縮した所見
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胃癌が消失した所見
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北大など研究チームの研究の記事
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未来の農業は化学物質フリーが望まれる 【中山栄基の解説】ブログ記事「光合成細菌が生物多様な田んぼを育む《栽培を化学する》」を解説します。

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【中山栄基の解説】光合成細菌が生物多様な田んぼを育む《栽培を化学する》

先づ、解説記事を一読してください。
光合成細菌が生物多様な田んぼを育む【栽培を科学する】
URL: http://youjo-labo.com/science-of-cultivation-6206.html#QMBhs0u.facebook_responsive


素晴らしい記事で、目から鱗の話がいっぱい出てきて、すごく勉強になりました。私も何気なく使っていた農薬という語、英語ではAgricultural Chemicalで直訳すると農業化学資材、薬ではないのです。最も今の医療で使っている薬(drug、medicine)も本来、漢字からみればクサナンムリに楽(ラク)、その楽も木が入っています。つまり、木と草を使って楽になるのが薬だと私は解釈しました。もともと薬は生き物が主たる原料だったように思いますが、今ではほとんどが化学物質になっています。

私は人生の半分近くを毒の研究に費やしてきましたので、毒という字が気になって辞書で調べたところ、毒の上の部分は、土に一が一本余分にあります。ということは土に余分なものを入れているということになります。下の部分(毋)は~することなかれという否定の意味だそうで、土の中に余分なものを入れることなかれだそうで、このような土から芽生えたものは体に良くない、つまり毒なのだということです。

私がもう一つ考えたのは、土も余分な一が一本入っているし、田畑の田も(毋)と余分に出っ張っている。つまり、余計なものを入れた土や田んぼを毒の製造所と考えます。だから、野生の生物が寄り付かなくなり、生物多様性などにはほど遠い化学工場化させてしまったと言ったら、言い過ぎですか。

しかし、穀類、野菜、果実は私たち人間にとって生体を作り、生命を育む原料です。この原材作りに虫たちを殺す、草などを枯らす劇薬、毒薬を使うというのは消費者も害虫、雑草と同じという扱いではありませんか。そして、化学肥料が土の中に入れられたり、水耕栽培の水の中に入れられたら、その植物はもろに化学肥料の影響を受け、それを毎日食べているわけですから、私たちの体は必要とする生物体の元素バランスが、野生動物とはどんどんかけ離れてしまい、化学飼料をふんだんに与えて飼育する養殖、養鶏、養豚場の動物と同じような人工バランスの人間が出来上がってしまいます。それが現代人で、図に示した野生植物と栽培作物の主要ミネラルの比較図を見れば一目瞭然で、私たちは合成人間化に一直線に進んでいます。

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この記事にあるような農業を目指すには、化学物質の存在が甚だ邪魔ですね。医療も農業も生き物を相手にする大事な基幹産業なのですが、化学物質の台頭によって、人間は野生、自然、そして人智を使わなくなってしまい、言われた通りにするロボット人間になり果てています。飴屋さんには申し訳ありませんが、金太郎飴で、切っても切っても同じ模様が出てくるのです。同じバランスのものをいつも体の中に入れていたらどうなりますか。生体は機械ではないので、いつしか、そのバランスだけに適応した体になってしまうので、これが現代病の癌、心臓疾患、脳血管系障害、糖尿病、腎臓病、アトピー性皮膚炎、喘息、甲状腺機能障害、ノイローゼ、精神疾患、自己免疫疾患というわけのわからない病名の難病群、まさに病気のオンパレードが現代社会です。これらを作りあげた原点がこの記事にある食材としての植物作りが化学工場化してしまったことにあるとは思いませんか!!

しかし、いくら嘆いていても何の解決にもなりません。化学工場化した田畑を化学物質を使わなかった時代の土に戻して、やり直さねば、それほど遠くの未来ではなく、我が日本は滅びるのではと懸念されます。化学工場化した農地を甦らせる、その一つの方法として、田畑に野生植物をマグマ化したものを兎も角、大量に入れ、植物を植え、そして収穫します。又、野生植物マグマを入れ、又、植え、収穫するという、最も簡単な方法で、土の野生化をします。植物マグマを撒くと虫は来ますが、食い荒らされるような害虫被害は不思議と生じなくなります。リンゴやイチゴなどは農薬を散布しないと栽培は難しいと言われますが、そんなことはありません。長野のリンゴ農家も1年目から農薬を使った時の70%ほどの収穫で、2年目以降は100%以上です。私も鳥取でリンゴ農園の一部を借りて実践しました。1年間何もせずに放ったらかしてあったリンゴ園の一部を借りて、全く実りのない樹を中心に植物マグマを撒いて、秋から育てました。そしたら、翌年の春にはびっしりと花が咲き、見事に甦ってきました。しかし、近所の農家から、「あなたのところは農薬を使わないから、害虫が私のところに押し寄せてきて困る」というわけのわからない、嫌がらせの苦情の続出、貸した人も間に入って農薬をかけないのなら返してほしいと言われ、唖然としました。私はその年のリンゴの収穫の前に返さざるを得ませんでした。青森の木村氏の心境が少しながらも理解できました。今のお百姓さんたちの多くは、完全にアメリカのモンサントと同じで、大きな大きな農業団体に身も心も洗脳され、身動きできない状況であることを身をもって知らされました。でも、細々とではありますが、心ある人達と共に野生化の土作りの普及に挫折はありません。

先日、北海道名寄の弥生の星農園さんから無農薬、無化学肥料のアスパラガスが沢山届きました。早速、茹でてゴマあえにしたり、サラダにしたり、しっかり堪能させていただきました。全国各地で自然農法をしている方が、植物マグマを利用しておられますが、果樹園では草はほとんど刈らないというところが多いですね。又、平川順子さん、平川昌寿さんが地域のお百姓さんと実践しているマグマ野生農園では様々な虫が戻ってきていますので、10年もすれば、昔の田畑が復活するのではないでしょうか。

アスパラ(弥生の農園)
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アスパラのゴマ合え(弥生の農園)
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平川順子さん、平川正寿さんの植物マグマを用いて化学物質を一切使わない野生農法の実践

新湯での米作り(写真提供:平川順子氏)
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福岡県小郷での米作り(資料提供:平川正寿氏)
苗床:大きさが不揃いで、背が高いものがバラバラ。ミネラルで目覚めたもの、まだ目覚めていないものがあるので、バラバラなのです。
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無肥料、無農薬の田んぼ(資料提供:平川正寿氏)
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植物マグマを使用した野菜栽培(平川正寿氏提供)
雑草も一緒に生えている
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【中山栄基の解説】 「病院がなくなっても幸せに暮らせる」夕張市のドクターが説く、「医療崩壊」のススメ

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先づ、「病院がなくなっても幸せに暮らせる」夕張市のドクターが説く、"医療崩壊"のススメ  by 南日本ヘルスリサーチラボ 夕張市立診療所 前院長  森田洋之 氏 を一読ください。TEDxKagoshima2014より
URL: http://logmi.jp/19478
YouTube: https://youtu.be/lL8aJE9Xp3Y


本当に素晴らしい結果で貴重な発表ですね。夕張市の人口は2017年3月現在、8,651人といわれていますが。2007年3月に財政再建団体に指定され、事実上、財政破綻いたしました。353億円の赤字を18年間で返す計画を立て、前年度時点で予定通り95億円を返しています。1975年以降10年を越えて借金を返し続けた自治体はないそうです。「支出は命に係わること以外は全部削る」というスタンスで返済計画を実行したそうです。小学校は6校⇒1校、中学校も3校⇒1校に減らしたそうです。こうした返済による副作用として人口流出が激しく、残された人は様々な事情から夕張市を離れられない人ばかりだといいます。その結果、夕張市は全国でも北海道の近隣の市町村と比較しても65歳以上の割合が極めて高いのです。そして、私立病院がなくなり、街から救急病院が消えました。高齢化率が45%にまで上がったのですが、誠に不思議なことに死亡率、医療費、救急車の搬送回数、全てが下がったと、夕張市立診療所で院長を務めた森田洋之氏が講演会(TEDxKagoshima 2014)で明かされていました。

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前述した高齢化率45%というのは全国一で、しかも、日本全体の平均は25%ですから、2倍近い数値ですね。この数字は大変なことで、森田先生が発表した図を見てください。日本の2050年でも高齢化率は40%弱、2100年でも41%位の予測ですから、夕張市の45%というのは、100年後の日本の高齢化予測値をはるかに超え、異常を飛び越えていると言ってよいでしょう。

財政破綻で医療も崩壊しました。その内容はそれまで市内に171床の総合市立病院が一つありましたが、継続できなくなり、19床の診療所だけになり、医者も去りました。CT、MRIはゼロ、救急病院もなくなりました。

しかし、森田先生曰く、みんな元気なのです。癌で死が間もない人でも何故か元気で明るいと言うのです。

大きな病気とか大きなケガをした時はお医者さんのところへ行くけど、「出来るだけ自分の免役力を頼りにする。その為に免疫力を上げる努力をしている」というそうです。

医療機関がなくなっても、又、医療機器がなくても、健康への意識を市民が変えることで、図にみるように医療費は83万円⇒73万円、病気の死亡率は心疾患、癌の減少、そして肺炎の急激な減少がみられています。この調査は現代の医療体系に対する是か否かの立派な疫学調査 Epidemiologyです。

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病院がなくなるということは定期的な検査もしなくなるし、薬剤等の投与も医者の診察も激減するわけですが、その結果が死亡率の低下、特に肺炎の死亡率、そして心疾患、癌の死亡率まで低下させているのです。これはまさに「医者いらず、薬いらず」を証明したことになりませんか、そして医療費も低下したのです。高齢者にとって肺炎は死に直結した病気ですが、この疾病の減少が夕張市の高齢率45%の市民で示されたというのは、弱った高齢者に副作用の極めて強い抗生物質やステロイド剤等の投与をすれば死亡してしまうという結果をドンピシャリ、暗示しているのではないでしょうか。

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先日、80歳台の高齢者の方が肺炎で入院され、様々な薬剤の投与で、2日後の血液・生化学検査では、炎症反応CRPが4.7から21.5までに激増してしまいました。この数値は肺炎患者にとって極めて危険ゾーンに入った状態を示しています。その後、植物マグマの摂取で驚くほどの回復力で、CRPは下がり、10日後には退院したという、まさに九死の一生を得ましたという事例がありましたが、この症例から、過度の薬剤投与が日本人の死亡率、疾病の発症率の上昇を招いているのではないかを更に裏付けているように感じました。又、夕張市の心疾患、癌の死亡率低下の原因も、薬剤の摂取をしないことが、強い毒性のある抗癌剤と称する増癌物資の摂取がなくなったこと、放射線治療もしなくなったこと、そして、CTやMRIなどの検査を無暗にしなくなったことで、無駄に放射線を浴びなくて良くなったこと等が挙げられるのではと思います。


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【中山栄基の解説】 何故、食品添加物、飼料、肥料、農薬、化粧品、医薬品などに使用される合成化学物質は生体に有害作用をもたらすのか

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人間は機械のように作られたものではなく、人間から生まれ出たものです。当たり前のことなのですが、生き物であって機械ではありません。人間は生き物から生を受け、生き物を食べることで生命活動をしています。人間は元々は野生動物でした。生き物は全て異なる元素バランスをもっています。動物は異なる元素バランスの生き物を食べて生命活動をしていますが、植物、動物、そして微生物を食べています。表Ⅰは大地、海、野生植物そして人体の元素バランスを示したものですが、これにみるように野生植物と人体の元素バランスはほぼ同じような傾向にあります。又、動物も人間と同じようなバランスにあり、更に、肉食動物は植物を食べないといっても草食動物を食べるので、植物のバランスに似てしまうのでしょう。

生物はすべて異なる元素バランスの生き物です。

表Ⅰ 土壌、海洋、植物、人体における元素の分布
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化学物質が存在しない時代は人間を含めて生物は同じものを食べる習慣と体験は全くしてきませんでした。ところが人間はこれまでの地球上に存在しなかった化学物質という、同じ元素で構成された同一物質を多種類、大量に生産して、それを世界中に広めていきました。今や、その種類は1千万位、開発、製造されているといわれ、それが我々の生活の場すべてに使われているといっても過言ではありません。今、その化学物質群が私たちの体に様々なルートから、毎日侵入し続けているのです。表Ⅱは食材としての穀類、野菜、果物と野生植物の主要なミネラルバランスをカルシウムを同じベースにして比較しましたところ、栽培作物は野生植物に比べて、カリウム、マグネシウムが圧倒的に多いことがわかりました。このバランスこそ化学肥料のバランスそのものです。

表Ⅱ 植物マグマと栽培作物中のミネラルバランス
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では何故、この化学物質が体に有害作用を及ぼすかと言えば、

1)化学物質は生体の構成成分ではないこと、
2)人間を含めて生物は同一の物質体を繰り返し摂取する体験がないこと、
3)化学物質は生命体ではない。人間は生き物以外のものを食べる習慣はない。只、空気を吸い、水を飲む、塩を使うことだけはしている。稀には、土、石、砂を食べる者もいるかも知れないが、それは本当に稀ではないかと思う。

つまり、生体に化学物質が毎日侵入し、居座り続けるということは、人類の誕生以来、全く実践してこなかった習慣であり、今はその習慣が捻じ曲げられ、「未知なる遭遇」を現代生活で実践していると言えるのではないでしょうか。化学物質は私たちの体の構成成分ではないので、生体の防御システムは化学物質を侵入者、つまりインベーダーと判断すると同時に敵として行動します。活性酸素を出して殺そうとするか、追い出す為に分解させたり、貪食(どんしょく)したり、様々な方法で外敵駆除作業をしますが、これは生体にとって余分な労働であり、エネルギーを使い、生体の炎症や損傷も伴います。ところが、繰り返し、同じ物質群が侵入して、長時間滞在し続けていると、生体はこれを敵とは認識しなくなり、自分達の仲間と思い込み始めるのではないでしょうか、こうなりますと生体には化学物質に対する自浄能力が欠如してしまい、これぞ、人工・養殖化人間の誕生です。

それ故、世界各国では独自に化学物質を使う分野ごとに分けて、使用するルールを設けました。それが医療に使用する医薬品、農業に使用する農業用化学物質 Agriculture Chemical、化学肥料、動物飼料用化学物質、食品添加物、化粧品用の化学物質、労働安全衛生法に基づく化学物質、放射線の使用の法律に基づく放射線及び放射性同位元素などなど、沢山あります。又、大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、食品汚染等が深刻な問題となるにつれ、化学物質の混入値の許容量を設け、私たちが化学物質に汚染されるレベルをできるだけ低くするための法律や基準を設けてきました。でも、それは所詮、人間の行政レベルの頭が考え、基準化したものですから、それが、パーフェクトなものであったならば、現代のような汚染問題や現代病の右肩上がりでの増加などは起こらなかったはずです。

例えば、化学物質で出来た調味料のグルタミン酸やイノシン酸などは様々な食品、加工食品に入っていますから、消費者の多くが、何の抵抗もなく摂取しています。長いこと摂取しても痛みを覚えるわけでもなく、神経障害を起こす人が続出しているわけでもありません。でも確実に同一物質が蓄積されていますから、体には排除の作業方式が当然生じますが、恐らくフル稼働しても、毎日、グルタミン酸やイノシン酸が入ってくるので、処理能力より蓄積濃度が大きくなればなるほど体はそれに対応した体作りをしてしまうでしょう。それが認可された合成食品添加物だけでも800種類位が日本で使われているのですから、消費者は化学物質の漬物状態です。これに農薬と化学肥料、化学飼料、抗生物質、ホルモン剤などを使って作られた食品材料の植物と動物たちを毎日、生命の活動源として、せっせ、せっせと摂りいれているのですから、生体の外敵への防御反応は麻痺してしまい、逆に化学物質と友人関係になっているのではないでしょうか。中毒という状態の第一歩は違和感で拒否状態、第二歩は違和感が薄れる。第三歩は慣れることで拒否感がなくなる。第四歩は好きになってくる。第五歩はないといられなくなる。中毒とはこうして生じるもので、タバコ、お酒、化学調味料、塩分、甘味など、皆さま、身に覚えがありませんか。野生生物から作られたものなら、私たちの体を構成し、生命を育む材料と同じですから、本当の違和感は生じないのですが、化学物質で作られた生物食材は似て非なるもので、ご先祖様から受け継いできたものとは異なるものです。

食べ物だけでなく、化粧品もそうです。化学物質の入っているものを毎日、付けていますと、有機化学物質の場合は、皮膚から吸収されます。特に染毛剤は有毒物質のオンパレードで、どうしてこれだけ発癌性、神経障害、肝障害、血液障害、皮膚障害等のあるものが許可されているのは何故なんだろう!!、これだけ毒性の高いものが許可されているのですから、ほとんどの化学物質はOKですね。でも使用者は大変な迷惑を被っています。

医薬品の場合はもっと深刻です。慢性疾患の場合は何年も同じ種類の化学物質を何種類も摂取している人が多いので、まさに薬漬け状態にするのですから、脳の司令塔としての活動が妨げられ、様々な誤作動を起こします。脳が指令を間違えたら体がどうなるか誰でもわかる理論なのですが、多くの方が理解せずに化学薬剤を使い続けているのです。第2の脳といわれる腸も大きな被害を被りますから、生体はじわじわと慢性障害に陥ります。

何度も繰り返し、言うことですが、薬剤は少量でもピンポイントで症状を和らげる効用を持つのですが、ほとんどすべての体の部位にまわりますので、その部位ごとにその化学薬剤が持つ反応、つまり副作用を仕掛けてきます。それが何年も続いたらどうなるか、想像できますか。薬の副作用の項をよく見てください。体のほとんどの部位への影響が示されているはずです。

私は化学物質の毒性研究に長いこと携わってきた関係上、薬は怖いものなので、できるだけ摂取しないように心掛けてきましたので、癌になった時でも一切、摂取しませんでした。

今、現代人は多種多様な同一元素化合物を体内に蓄積させています。この習慣が人間をどう変えていくかはとても予測できないことですが、これまで以上に病気が蔓延することは確かで、人間だけではなく、地球全体にその影響が今でも出ていますので、未来は本当に人工生物界になるでしょう。

化粧品や歯磨き粉などに使われているナノレベル以下の微粒子の化学物質が下水から海に入り、それを微生物や小動物が食べ、更に食物連鎖で拡がり、それを再び人間が食べているというように、今や、考えもしなかった化学物質の連鎖反応が起こっているのです。人工生物界は悪夢ではなく、現実社会なのだと自分は思います。


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【中山栄基の解説】私の健康ライフスタイル(その1) 朝早く起き、散歩とプチ運動。そして朝食作り

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年寄りは早起きだと言いますが、私もまさにその通りで、夜遅く寝ても、朝5時から5時半位には目が覚めます。起きたら、先づ、神棚の水を換え、榊を洗います。自分もお白湯をいただきます。

一息ついてから、洗濯をします。それから、近場で散歩へ出かけます。住居の周りは緑が多く、お百姓さんの畑にはトウモロコシの背丈がだいぶ大きくなっていました。気が付かなかったのですが、お地蔵さまがありました。小学校が近くにあるので、おじいちゃんたちが、道の角々にいて、注意を払ってくれていました。ボランティアでしょう。頭が下がります。

近くに「にいはる里山交流センター」というのがあり、新治市民の森案内図というのがありました。坂道になっていて、かなりの急斜面でこれはいい運動になります。

都会の中に住んでいながら、里山とう言葉は何故かほっとしますね。坂道を歩くだけでもプチ運動ですが、散歩の途中で四肢の伸ばし、曲げ、アキレス腱、足首の柔軟、足を肩幅まで広げ、つま先を外側に一直線にして体をまっすぐの姿勢のまま、膝をゆっくりしたスピードで曲げます。そして、又、ゆっくりと伸ばします。これを最初は10回から、始め、徐々に回数を増やしていきます。今は60回(散歩の往きと復りに30回づつ)できるようになりました。散歩から帰って来たら、洗濯物を干します。外はPM2.5や黄砂、その他塵埃が多いので、どうしても室内干しになってしましますが、これは致し方ないと思います。できるだけ、お日様が当たるように、カーテンを開けてはいますが、ガラス1枚で太陽のエネルギーは半分以上遮られてしまいますが、塵埃が付いた衣類を着るほうが体には良くないと考え、そのような習慣になっています。

朝食はご飯を「早炊」15分にスイッチして、植物マグマ液を適量入れて炊きます。大体2日間で食べ切りますが、嫌な臭いもつかず、美味しく食べられます。仕事上、外出が多いので、どうしても外食になってしまうことが多いことから、おにぎりと韓国珍島郡のノリ(崔さんが送ってくれたもの)を炙ってラップして、漬物とチリメンを少々付けて持って出かけます。朝作るのはみそ汁だけで、写真にあるように、昆布と干しシイタケと植物マグマを入れて、ダシをとり、豆腐を加えて、味噌を入れて出来上がり。この日の朝食は、前日に作ったナスと玉ねぎのゴマ和え、大根、ニンジンの千切りを味りん、酢、蜂蜜などで味付けしたおなます、チリメン、味噌和え、漬物です。そして、デザートは今、どこにでも実っているビワ、小粒ですが、自然の中の野生なので、昔、小さい頃に食べた味そのままです。この漬物だけは近くのスーパーで買ったものですから、1時間ほどミネラル水でサラシて、アミノ酸等とか酸味料をある程度、除去してから、食べます。野菜の塩漬けでも作ればいいのですが、出張から帰ったばかりでは、その暇がなく、こうしたものも食べざるを得なくなってしまいます。


朝食の一例
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子どもの頃を思い出すビワ
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空の上の部分に月が見えています
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アサガオの花を見つけました
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お地蔵さん、おはようございます
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にいはる里山公園、市民の森とあります
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畑があり、トウモロコシやジャガイモなどが育っています
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大濠公園の池の風景
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市民の方々がここに来て走っています
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亀や水鳥、魚がいっぱいいます
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《宮古島での講演会》 私たちが現代生活の中で健康、長寿を得るためのキーポイント

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《宮古島での講演会》
私たちが現代生活の中で健康、長寿を得るためのキーポイント


出席していただいた方の内、60%程度が、初めて参加されたということと、助産婦さん、看護師さんなど医療に従事されておられる方がかなり出席されていました。講演内容は、現代病はどうしてこれほど多く起こっているのか、どうすれば健康な人達の多い世の中に戻せるのかをテーマとして実践事例などから自分なりにみえてきたものを推理してみました。

一つは、緊急入院者の医薬品摂取による症状の悪化とその後における植物マグマの摂取によって生じた血液・生化学検査からみた症状改善結果、そして、二つ目は市の財政破綻による総合病院、緊急病院などがいきなり閉鎖され、65歳以上の方の割合が45%に達し、若者が消えてしまった夕張市で不思議なことに、肺炎、心疾患、癌での死亡率が大きく減少しました。この2つの事例から、一体、現代医療は何をするための手法なのだろう、そして、自然、野生、或いはそれに近いものを主として食べ、化学合成物質、人工養殖化したものを出来るだけとらない生活をすれば、病気の人でも何とかなる可能性があり、長い目でみれば、健康、長寿につながるものではと希望が拡がります。

勿論、「食」だけではなく、今の現代人の生活全体をみて痛感することですが、あまりにも化学物質に埋もれるほど接しているので、病気になるのは当然といえますが、そうした生活にどっぷり漬かっている当事者にとっては、それが認識できていないのも現実です。それ故、夕張市のように医療施設がほとんどなくなり、まともな現代医療ができない地域になったことで、肺炎や癌、心疾患などの死亡率が激減しているというのは、「現代医療とは何なのか」を改めて考えさせられると共に、薬は病気を改善するよりも、長く摂取すると悪くなることの方が確率が高いことが示唆されたことになりませんか?又、お年寄りでも自力で健康を勝ち取るしか方法はなくなった時、努力をすれば健康は得られるということを、夕張市民の方々は内外に実証したことになりますね。つまり、文明社会に身を置くよりも昔の不自由な時代の生活に戻ることが健康につながるという現代人への痛烈な皮肉ですね。

※夕張市の事例については私のFACEBOOKページのノートを参照ください。


医療崩壊で、肺炎、心疾患、癌の死亡率が低下
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私は病気になるメカニズムも病気が治ることも、免役力が大きく関係していると考え、その役目を白血球が担当していることから、白血球の好中球とリンパ球、そして、単球が野生動物並みのバランスになっていれば、健康を維持できると考え、理想的なバランスを下記のように提案しました。

    《目標値》
好中球  40%
リンパ球 50%
単球   10%

このバランスは私たちが生まれて1年位した時の一般的な免疫力で、この頃の免疫バランスを一生維持できれば、概ね健康な生涯を維持することができる。しかし、私たちの免疫バランスが様々な生活の中での負荷によって乱れ、体を防御する力が劣化することで病気が引き起こされ、最終的には生命が維持できなくなり、死を迎えます。

生体にとって最も大切な免疫バランスを理想的な条件で保つための方法として、出来るだけ自然界に同化した生活を行うか、野生動物のような食生活に徹することです。しかし、それは大変難しいことで、そこで、私は海藻、野草、樹木葉などをマグマ状態まで熔融し、無毒化した植物マグマを開発し、これを摂取することで野生動物に近づこうと考えました。大変、安易な考え方です。当然、自分もその実験者の一人として、胃癌になった時、臨床実験しました。リンパ球32%、単球4%の状態で、それほどひどい免疫力の低下ではなかったのですが、現実に癌でした。現代医療は一切せず、植物マグマの大量摂取を行い、その結果、リンパ球44%、単球は9%近くにまで増加することで、癌が消失しました。医者は切除手術を強く勧めましたが、私は3年がかりで、肉、乳製品、アルコール、パン、加工食品などの摂取を控え、仕事も、相手に合わせることを止め、自分で出来るレベルにまで落としたライフワークに切り換えることで、現在、癌の告知から8年ちかくになりますが、胃は健在でリンパ球も45~46%、単球も7%程度、炎症反応のCRP値は0.02%位で、取りあえず健康のバロメーターは適正レベルにあります。しかし、免疫バランスが崩れれば、いつ、又、癌が再発するかはわかりません。そのため、表に示したような検査項目を中心とした数10項目の血液・生化学検査を3ヶ月に1回ほど実施しています。これは私だけでなく、誰でもが他人に頼らず、自分のデータから、自分の体の状態をしっかり把握し、健康か否かを的確に推理できる能力をもつことで、自分で自分の体を守ることができるようになります。又、これからの世の中、自分のことは自分で責任を持つ、そして夕張市民のように自分の力で健康を勝ち取る、有害作用のある化学薬剤等を使わずに自然界の育んだもので生体に負担を掛けずに免疫力を高める生活を続ければ健康は守れると考えます。

今回、2例のお年寄りの緊急入院事例の経日的な血液・生化学検査データによる医薬品による生体へのダメージと植物マグマの摂取による変化を提示しました。こうしたデータから、現代医療と自然界の生物を食べ、自然に少しでも適応した生活を心がけることで、生体状況にはっきりとした違いが起こることがご理解いただけたと存じます。

化学薬剤を入れれば、それに対する答えが出ます。又、自然の生物を入れることでも答えが出ます。どちらを使うかは貴方次第です。


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最後に宮古島の女性の方に言い忘れたことがあります。

植物マグマの5%液を肌にしっかり塗布して、その上から、クリームかローションなどをつけることで、南国の強い日射しでも紫外線から身を守ることがかなりできます。以前、ハワイのビーチで検証しました。癌患者の方が放射線照射を受ける時、5~15%の植物マグマ液を塗布することで、皮膚障害が生じるのをかなり抑えている実践結果から、是非、試してみてください。

これから、強い日射しの夏になりますので、実行あれ!

講演の様子
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宮古島の海
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【中山栄基の解説】「現代人は病気の死体(動物)を食べている」 この記事から、私たち現代生活を送っている者は何を学習するか!!

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先づ、FACEBOOKに投稿された写真と記事【病気の死体を食べている】を一読ください。※本文そのままをこの記事の後に添付します。FACEBOOKのアカウントをお持ちでない方はそちらを参照ください。
URL: https://www.facebook.com/photo.php?fbid=847643191991134&set=a.256240041131455.63300.100002363830292&type=3&theater

FACEBOOKでシェアされた「病気の牛の肉の写真-膿がでています」
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年間約1,622万頭の豚と約120万頭の牛が屠殺され、それらの70~80%が何らかの病気をもっているというのです。つまり、私たちは病気の動物を食べさせられていることになります。フォアグラなどは、まさに脂肪肝そのもので、霜降り肉など不健康にさせた動物ほど、現代人には美味しいというのですから、味覚とは恐ろしいものです。その上、この記事では写真にみるように化膿して膿が大量に溜まっていたり、腫瘍があるなど、このような写真をみたら、とても肉を食べる気にはなりませんね。病気でなくても、抗生物質、ホルモン剤、化学飼料等を与えている動物は更に怖いです。又、肉や骨などをベースにしたブイヨンやコンソメ、鶏ガラスープ、そしてラードやヘッドなど動物を使った加工品は洋食料理だけでなく、一般家庭でも使われているので、これが病気の動物で作られていたとしても、じっくり煮込んで作るのですから、血液も、膿も、腫瘍も何もかも抽出して、丸ごと濃縮エキスにしてしまい、それに様々な化学調味料を混ぜられたら全くわからなくなります。それこそハラール認証ではないですが、肉は全く使っていないという認証品でなければ、病気の動物の肉や内臓、抽出エキスを食べてしまう可能性があります。又、自宅ではそうしたものは食べないとしていても外食すればスープとか隠し味に使っているなどではどうにもなりません。

鶏は比較的安全と思っていても全く身動き出来ない状態で自動的に栄養食を与え、羽根も生えずに、ただ食用目的で作る鶏もいるということですから、そのような大規模で加工食品用の動物食材はもう食品とは言えませんね。とはいっても、綺麗にパッケージされて加工食品の原料の一部に使用されているのでは、とても一般消費者には選択することができません。

肉がダメなら、魚は大丈夫かと言えば、養殖魚も牛、豚と同様、抗生物質、ホルモン剤、化学飼料をふんだんに使い、しかも販売する時は、切り身にしてしまうので、膿んでいる
部分、腫瘍の部分は切り除いてしまうので、わからない場合が多いです。以前にハマチ、ブリ等の養殖業者から、植物マグマで魚の黄疸の防止、或いは治せませんかということで、5~6月頃に餌に混ぜて与えたところ、発症しなかったという報告をいただきました。又、カンパチの養殖をしているところを見せていただきました。内海に筏をつくり、その中で養殖しているのですが、時々、網を引き揚げ、真水の中に魚を入れるそうです。何故、そんなことをするのですかと聞いたら、海水中には沢山のムシがいて養殖魚の肌にくっつくと言うのです。ところが真水の中に入れるとそのムシが魚の肌から離れるので、魚はムシに吸血されないで済むので、肌に傷がつかないで済むそうです。魚はムシにくっつかれると、痒くて体をロープに擦りつけて肌を痛めるというのです。私はそのロープの上にいたら、大量のムシが蠢いていて、足元から這い上がってきたので、ビックリ仰天したのを覚えています。作業員はゴムカッパを纏っていて作業が終わったら、カッパにへばり付いているムシをホースの水で流れ落としてもらっていました。又、暖かくなると、魚には様々なムシが寄生しますので注意が必要です。

このような汚れた、病気の動物の話が出る度に真面目に厳選された食材を使っている人達には大変迷惑なことです。鹿児島の米増さんもハム、ソーセージ、ベーコンなどを化学物質を一切入れずに作っている希少なメーカーさんですが、その原料の肉は黒豚を自分の目の届く生産者から飼育状態を絶えず把握したものを一頭づつ買うそうです。当然、自分達で処理するので、健康状態も自分達が把握できるというわけです。

今や、そうした安心安全な生活物資を選んで手にいれないと、知らず知らずの内に病気になってしまいます。安いものに飛びつくのは危険性が高いともいえましょう。何故安いのか、安いものには理由があります。安くて良品ならいいのですが!その訳あり商品で病気になったら、本末転倒ではないですか!?

又、鹿児島の豚の生産場に行きましたら、「抗生物質を使わないと病気になるから、その責任は獣医の私に来ますので、この牧場ではすべての動物に抗生物質を使っています」と口角泡をたてて捲し立てられました。ヨーロッパでは抗生物質の使用は禁止されていますので、日本の動物肉はほとんど輸出することはできません。私からすれば、抗生物質を使うと免役力が低下し、逆に病気になるのでないでしょうか。又、消費者も動物に投与された抗生物質やホルモン剤を知らず知らずに摂取させられているのです。そのホルモン剤、抗生物質で免疫力が低下し、或いは、その薬剤そのものの毒性で体に変調を来し、病気になる可能性が高いのです。

養豚場の獣医は自分に責任が来なければいい、兎も角、動物が捌かれるまで病気があっても生きていれさえすれば商品になるので、健全である必要はないという主旨で飼育されていることを感じまして、話が平行線で、非常に不愉快な思いをしたのを書いていて思い出しました。

養殖筏&作業員が水でムシを洗浄する様子の写真
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真水をいれています
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魚を引き揚げています
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FACEBOOKでシェアされた【病気の死体を食べている】というタイトルの投稿文

【病気の死体を食べている】
 年間約1622万頭の豚と約120万頭の牛がと畜場でと殺されていますが、豚のおよそ68%、牛の80%に何らかの病変や炎症があり全部廃棄、一部廃棄になっています。
 廃棄される部分は病原菌におかされやすく、有害物質がたまりやすい内臓が多く、国産の牛、豚の内臓は大半が病変や炎症のために食べられない状況です。(アライブより)
 過度のストレス、遺伝子組み換え飼料、太らせるための生態に合っていない高カロリー飼料、成長ホルモン剤、抗生剤、不衛生な飼育環境、運動不足、等々…
 さまざまな悪要因が重なり、ほとんどの家畜(とされている動物たち)が、病気に侵されています。

◎左上の画像についていた和訳文
【 この肉の写真は何の編集もされていません。本物の肉の写真です。多くの家畜の体内には腫瘍ができています。しかし肉は、表面をきれいに洗浄した後に販売されています。本当です。肉屋さんに訊いてみてください。皆さんが買っている肉にも、このような化膿した腫瘍があった場合が多いのです。しかし、腫瘍の部分を除去し、きれいに膿を洗浄して、漂白剤で消毒してから消費者に販売しています。皆さんはそのような肉を買って、ステーキやローストミートとして味わっているのです。ハンバーガーやホットドッグに使用される肉も同じです。いや、それらに使われる肉は腫瘍や膿が残ったまま使われている可能性があります。ソーセージ工場で働いている男性を知っていますが、彼がそこで目にしたものは。。。吐き気がするほど気持ち悪いものだそうです。】

◎左下の画像は、冷凍されているので固まっています。

◎右側の画像は知恵袋より。

・・・まだ食べますか?

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新刊の紹介 ※がん治療の特効書ともいえる本です。 長根忠人医師は常に癌患者さん一人一人のよき伴走者とあらんがための診察をされています。そのまとめが一冊の本になりました

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旭川市のサクラ咲くクリニックの院長 長根忠人医師は常に癌患者さん一人一人のよき伴走者とあらんがための診察をされていますが、そのまとめを一冊の本にしました。題名「がんを治した人が実践している治療前のやるべきこと 治療後に続けるべきこと」

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私がグダグダ紹介するより、先づ、目次をお示しいたしますので、これで、本の大筋は把握できるのではないでしょうか。長根医師の肩肘張らずに淡々とした接し方で、患者さんの希望と不安を自分も一緒に抱え込んで病気の改善に取り組んできた実践録を綴ったものなので、患者さん、その関係者の方だけでなく、医療に携わる様々な方に本書はドンピシャの「特効薬」、「特効書」と言える稀有なものと思います。

以下、同著の目次とまえがきを抜粋しました。


「がんを治した人が実践している治療前のやるべきこと 治療後に続けるべきこと」
著者:長根 忠人
医学博士。1959年生まれ。旭川医科大学卒業後、同第一内科(現循環・呼吸・神経病態内科学分野)入局。同大学及び旭川厚生病院循環器科で循環器の臨床研修を積み、名寄市立病院、豊岡中央病院、進藤病院で一般内科を担当。所属学会:日本内科学会、日本循環器学会、日本胎盤臨床医学会、日本ホリスティック医学協会など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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《目次》
まえがき
-よき伴走者となるために-
-誰もが安心して選択できる医療を-

第1章 医療にはオーダーメイドが必要だ
1.私が目指す"人を丸ごと診る医療"
・がんが治る、ということは、数値ではない
・1人の人間に"丸ごと"向き合ったときの医療への違和感
・「もう治療は無理」ではなく、「無理のない治療」はできないか
2.世界レベルでの"全人的医療"
・治療に悩む患者さんが行きつく先
・プロトコルにあてはまらないがんもある
・患者さんに提案できるものを探し続ける
・世界が研究を進める補完・代替医療
・厚生労働省の補完・代替医療への「見解」
3.人の健康を細胞レベルでリセットする
・現代人は栄養の足りない野菜を食べている
・人の健康を左右するもの --①ミトコンドリアと酸化
・人の健康を左右するもの --②ミトコンドリアとアポトーシス
・生き物を細胞レベルでリセットする「還元プランツ」
・細胞レベルだからこそ、がん細胞に効果がある
4.医師に「がん」と言われたら
・ファーストオピニオンを理解する
・「お任せ」の医療ではないセカンドオピニオンの活用
・保健師が語る可能性としての「還元プランツ」
5.がん患者さんが「還元プランツ」を選ぶ理由(保健師・野原暁美)
・父のがんで感じた三大医療への疑問
・症状を診ることよりも治療が優先される医師の判断
・医療関係者も病気のメカニズムを把握していない
・「元からある、本来の姿に戻る」ために
・がん治療は自分の人生の選択。人任せにできない

第2章 がんとは何か、がん治療とは何か
1.人はなぜがんになるのか --がんを抑える免疫
・免疫の働きをする細胞
・免疫の働き --①病原体を食べる細胞
・免疫の働き --②細胞を殺す細胞
・免疫の働き --③"侵入者"ではないがんに働く抗腫瘍機能
・免疫ががんを抑えられなくなる
2.毒物研究から「毒消し研究」へ
・どんな物質も毒になる可能性を持っている
・人間が生み出した毒 --化学物質
・「毒屋」がたどり着いた可能性 --還元の力

第3章 「還元プランツ」とは何か
1.医師と科学者のQ&A --からだを本来の姿に戻す
・「健康な状態」を導き出す「還元プランツ」
・Q1「還元プランツ」の原料はなぜ自然の植物なのですか?
・Q2「還元プランツ」は化学合成ではつくれないのですか?
・Q3なぜ免疫力に注目したのですか?
・Q4なぜ医療現場では免疫のバランスに注目しないのでしょうか?
・Q5「還元プランツ」についてどのような研究が進んでいるのですか?
・Q6海外で「還元プランツ」が注目を集めるのはなぜですか?
・Q7「還元プランツ」は他のサプリとどう違うのか?
・Q8「還元プランツ」が育てる農産物とは?
2.「還元プランツ」の誕生から現在 --がん患者との関わり
・健康な状態=赤ちゃんの状態に「戻す」ということ
・臨床医が実践した11例の結果
・がん治療は、まずは生活習慣から化学物質を遠ざけることからはじめる
3.「還元プランツ」を取り入れた生活
・がんへの恐怖から抜け出す道しるべ
・原因不明の体調不良とがんの恐怖
・化学物質を疑う
・土も野菜も人も「還元プランツ」で変わる

第4章 医師が見た「還元プランツ」による「QOL向上」
・がんと向き合う人々
・がん治療にとってまず考えるべきは「QOLの向上」
・「がんになったら」ではなく、「病気にならないため」にどうするかを考える
・早期発見の食道がん --手術をすれば体力は6割に落ちると言われた
・肺がん --再発したがんとの共存を選択
・体力は戻ったが --抗がん剤治療の再開後に亡くなる
・レールに乗った医療で最期を迎えるべきか
2.患者さんのよき伴走者として伝えたいこと
・治療前にやるべきこと、治療後に続けるべきこと
・がん患者さんに対する医師の言葉の重さをかみしめて

参考文献・資料


==同著よりまえがき部分を抜粋しました==

まえがき
-よき伴走者となるために-

がん患者さんには癒しが必要です。

私の医院には、治療方法に迷い、セカンドオピニオンに悩み、標準治療によって疲弊しきった患者さんが来院します。

そんな弱り切った状態でも、患者さんの悩みを聞きながら無理のない治療を続けていくことで、たとえ検査数値に変化がなくとも、体力の回復が見られ、旅行まで行けるようになる患者さんもいます。

医療は、ただ検査データに基づいて数値に合わせた薬や治療をはめこんでいく作業ではありません。患者さんが不安を持つ場所に一緒に立ち、そこからどこへどう進んで行くのかを一緒に考え、伴走するのが医療の役割だと考えています。

-誰もが安心して選択できる医療を-
どんな人にとっても、健康は感謝や喜びの対象であると同時に、それが脅かされれば不安の原因となります。誰もが等しく持つ喜びと不安ならば、誰もが安心して選択できる医療の提供こそ、医師の役割だと考え、さまさまな可能性を探ってきました。
長年培ってきた西洋医療の範疇にとらわれず、本当に患者さんの悩みや不安を解消できるものはないかと、先入観を持たずにさまざまな知見・事実に目を凝らしました。

その中で出合ったのが「還元プランツ」です。
数多くの情報の中から、なぜ「還元プランツ」に着目したのか。(中略)私は、医師の立場から、その膨大な実証の積み重ねとさらにそれを検証するデータに目を見張りました。そしてまず、「還元プランツ」を私自身が体験し、その効果実感を確かめると共に、副作用がないことを確認しました。

「これはいい。これなら安心して勧められる」

そう確信が持てた上で、悩みを持つ患者さん1人ひとりの症状を診て、適していると思われる場合に「還元プランツ」の提案を行っています。「還元プランツ」は、細胞レベルで体を元の状態に戻していきます。本書でも第4章に詳しく紹介しましたが、健康とは単にがんをなくす、がんではない状態を言うのではなく、自分らしく生き生きと暮らせる状態のことを言います。それを「QOL(生活の質)の向上」と呼びます。

長らく不安を抱えて自分のがんと向き合っていた患者さんが、がんであったことを忘れ、ごく普通の日常を取り戻す。そうした姿を見て、またそれを喜ぶ患者さんの家族の笑顔を見て、私は本当の医療の在り方を再認識しました。どんな方法で病気と向き合うかは、患者さんが決めることです。そこには、患者さん自身の納得が伴わなくてはなりません。さらに、それは安心して選択できるものであるべきです。

私が目指す、"人を丸ごと診る医療"は、「還元プランツ」という可能性を得ることで、現在、地域の方々に広まっています。病気になってからどうするか悩むのではなく、病気になる前から、病気にならないようにと、今の健康と向き合うために日頃から「還元プランツ」を選択する人も増えています。

本書では、そうした地域の人々、がんと向き合う患者の方々と私が、二人三脚で歩み続けている医療の姿と考え方を「還元プランツ」を介してご紹介していきます。「還元プランツ」の開発者である中山栄基先生にもご協力をいただきました。ここにお礼申し上げます。

医師 長根忠人

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【中山栄基の解説】化学物質は現代文明の発展に貢献してきましたが、生体に有害作用をもたらすという決定的な短所があります。皆さまはこの長短併せ持つ、合成化学物質とどう付き合いますか!!

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食品業界も化粧品も、農業、動物生産業、医療、林業など、ありとあらゆる分野で化学物質は思考することなく、手間、ヒマをかけず、只、使用するだけで必要とする目的行為を概ね満足させてくれます。

例を挙げれば、食品添加物では「アミノ酸等」なるものを添加すれば、いつも同じような味になるので、一度その味に慣れてしまうと、その味が本物で、それ以外は別物、贋物に感じてしまうので、創作、工夫をしない生産者にとっては、こんな楽なことはありません。又、こだわって自分のオリジナリティーを大切にする製作者にとっては、逆に「変な化学物質は入れていませんよ」という、自己主張ができます。発色剤、着色剤については、見た目の綺麗さを強調するものですから、例えば、梅干しの紫蘇をそのまま入れるのだったら、大歓迎です。(写真)しかし、植物色素だけを抽出すると変異原性試験(遺伝毒性など)で陽性に出るものがあるので、植物だから大丈夫と思っても使わない方がいいと思いますし、化学物質、例えば赤色○○号、青色△△号などというのでは論外で、全く不必要そのものです。存在することで、劣化しているものの力もカムフラージュ、或いは劣化しているか否かの確認もとれなくなりますから、添加してはいけないものと考えます。

無添加の梅干
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防腐剤、酸化防止剤は、これを入れることで、圧倒的に保存期間が延びますので、メーカーにとってはこれこそ救いの神様ですが、消費者にとっては長く摂取すればするほど、体に負担がかかります。保存料を沢山摂取されている方の遺体は腐りにくいといわれます。日本人は古来より、保存に人一倍工夫をする民族で、その中から、発酵食品、乾物、そして塩、酢、糖質、アルコールなどを加えた加工品、真空パックなどの技術が生まれました。そういう意味では、化学物質は創作意欲と工夫をなくす、劣化を隠される、風味に対する麻痺がおこる、などを生じます。

農薬とはAgricultural Chemicalsですから、農業に用いる化学物質になりますので、何故、薬になったのでしょうね。毒として使うので、毒薬で、生物を殺す化学物質ということですかね。ということは、私たちも殺される危険性がありということになります。メーカーさんは人間には大丈夫というスタンスをとっていますが、生物は大きい小さいはありますが、生命体ということでは同じですので、人間にも危険であると何故、言えないのでしょうか。「危険だから、残留農薬は100%取り除いてから食べないといけません」と指導すべきではないでしょうか。残留農薬の基準は適切かと言えば、大丈夫かそうでないかは未来が検証してくれます。今の私たちは子孫である未来の人たちの為の実験人間だと考えたらいいと思いませんか。

化学肥料は、私からみたら最悪です。絶対に使ってもらいたくないものです。何故かと言えば、私たちはミネラルを体内で作ることができないので、食品から摂取しなければ、ミネラル欠乏に陥り、バランスを崩せば、様々な疾病を招きます。

化学肥料を畑に撒くとお米も麦もトウモロコシも野菜も果物もすべてミネラル成分は化学肥料過多の作物になってしまいます。まさに字に書いたように「作物-つくりもの」ができあがります。いつも私が野生植物と栽培作物を対比させた図をお見せしているように、野生植物はカルシウムが最も多く、次いで、ケイ素、カリウムとなっていますが、畑の作物はカリウム、リン、マグネシウムがカルシウムの何倍、何十倍も多くなってしまっているので、私たちの体のミネラルバランスもいつしか化学肥料バランスの「人工作物人間化」しています。こうした栽培作物(つくりもの)植物を食べ、抗生物質、ホルモン剤、人工的飼料等で育てている養殖化した動物やその乳、卵などを食べているのですから、病気にならない方がおかしいのです。その上、化粧品のほとんどは化学物質で作られていますので、顔や頭、そして体のあちこちに化学物質を塗りたくっているので、体の外から内まで一体どれ位化学物質が入って来るのか見当がつきません。更に、室内や衣類、その他に消臭剤やら、虫よけ剤、防カビ剤などなど、化学物質の山、海の中で暮らしているようなものです。

植物マグマと栽培作物中のミネラルバランス
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その結果、体を守ってくれている防衛機能の免疫力が低下し、本格的な健康障害を起こせば、私たちの多くは病気を治してもらいたい為に医療機関に行きますが、そこで与えられるものは、薬剤(drugs、medicines)、つまり、化学物質(chemical substance)です。

いくら「薬だ。薬だ」と言っても、所詮、漢方以外は化学物質ですから、生体にとっては異物であることから、すべての化学物質は有害作用を持っています。そして、医薬品の場合は、特に、生体機能に関する作用を操作する目的を持ったものですから、例え、少量でも体に大きな作用を及ぼしますので、私のような「毒物屋」からみたら、1~2回の使用は兎も角、長く摂取するものではありません。長く摂取するということは治しているのではないという証明です。治せるものなら、長く摂取する必要はなく治っているでしょう。治せないもので一時的に症状をコントロールしているものですから、食品添加物でいうアミノ酸等や着色剤などと同様、その場の処理のものと大差ないのではと言ったら、言い過ぎですか?!短期間の摂取といっても、抗癌剤、抗生物質、ステロイド剤のように強い有害作用をもたらすものもあるので、選択するのはあくまでも自分です。もっとも、被害を受け、苦しい思いをするのも自分ですから、天に唾すれば、そのまま自分に返って来るということですね。

根本的に味の良いものを作る、自然界のもので、体に負担のかからないもので色どりを添える、つまり、体をつくる生物原料で病気を治す、それが常識でしょう。人工・養殖化状態、化学物質で病気になっている人に化学物質を与えて、病気が治りますか?治るどころか、もっと悪くなる可能性の方が大ではないでしょうか。こんな簡単な理論、正常な頭脳をもった人なら誰でもわかるはずなのですが??? どうして現代人は化学物質を食べ、使い、そして、病気になったら、医療機関に自分の生命を丸投げにしておいて、後でこんなはずではなかったと嘆いてみても、それは後の祭りです。最近は、有名人の病死に関するニュースが賑わっていますが、これらはすべて、自分で選んだものというほかはなく、それは尊重されるべきものではないかと思うのですが、「ああすればよかった。こうすればよかったなど」並べ立てる記事が多いですが、それが有名税なので、色々言われるのは仕方のないことなのですかね。

夕張市の医療機関がなくなって死亡率が下がった例
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皆が渡っているから、この近場の橋は大丈夫ではなく、遠くても、理論上、間違いのないモノを選び、急がば廻れを頭の中に入れて人生を過ごせば、かなり危険は回避できるのではないでしょうか。それで私は現代人に、今、必要不可欠なものは、自然界の野生生物のエネルギーとバランスと考え、実践しています。


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【中山栄基の解説】自分の体は自分で守るために私が実践していること、無農薬、無化学肥料の作物と天然の海の幸での自炊

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【中山栄基の解説】自分の体は自分で守るために私が実践していること、無農薬、無化学肥料の作物と天然の海の幸での自炊

写真1は6月28日の昼食です。おかゆ、梅干、ワカメの湯通し、海苔、トマト、アスパラを茹でたもの、納豆、きのこの佃煮、柚子のしぼり汁、甘酒、梅みつ(ジュース)、いつでもではないですが、時々、おかゆを作ります。梅干を混ぜて味をつけ、海苔を加えて食べます。塩は全く使いません。アスパラとワカメは柚子のしぼり汁でいただきます。納豆、トマトも何も付けずに食べます。きのこは松阪の洞窟内で作っているいくつかのきのこの佃煮でいただきものです。甘酒と梅みつをブレンドし、白湯で割って飲みます。昼食中のドリンクは白湯です。アスパラは北海道名寄、トマトは福島いわき、米は九州各地の無農薬、無化学肥料栽培、柑橘類のしぼり汁は有機栽培のものなので、全く化学物質を使っていないかどうかはわかりません。海苔は5年程前に韓国珍島郡に行った時、沢山穴の開いた海苔をいただきました。韓国海苔といえば、油がついて、塩が振られているというイメージがあります。この珍島の海苔は板に張り付け、乾いたものなので、沢山穴が開いていますが、全く加工していないので、5年経っても全く風味が変わりません。

写真1
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梅干は「まるとし」さんという漬物屋さんの社長さん(足立さん)が5%の塩濃度で植物マグマを入れて、7年前に浸けた物です。薄い塩分でも、全くカビも生えず、常温で品質保持ができるのですから、これこそ大変な技術です。

写真2は6月30日の昼食で、ご飯、キムチ、ダイコン、ニンジンのおなます、みそ汁、味噌漬け、梅干、ラッキョウ、トコロテンに無農薬のキュウリ、オオバ、柚子のしぼり汁、デザートはカステラです。

写真2
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外食だと、化学物質の入らない食事をすることは極めて難しいので、自宅で食べる時は出来るだけ化学物質を使っていない食材を選び、自炊を心がけています。又、様々な方々から安心安全な食品をお贈りいただいているので、化学物質を使わない食生活を過ごせています。本当にありがたいことです。お年寄りが一人になって、特に男性の場合、自炊などしたことがなく、不安だと思われる方は沢山いらっしゃると思いますが、一度、やり始めたら、熱心になる人も多くいらっしゃいます。又、無農薬、無化学肥料の野菜は探せば、どの地でも、かなりあります。

写真3
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1週間に2回、朝10時に産地直送で販売しているところの風景、無農薬は全く化学物質を使っていないもの、減農薬は通常の減農薬(使用は大体通常の半分位)とは比較にならないほど少なく、せいぜい1~3回位とのこと。勿論、化学肥料は使っていないので、有機JASよりも安全性は高いと思います。私は有機JASをやられている農家さんだったら、化学物質は一切使っていない場合は、それを示してもらいたいです。又、有機JAS規定の薬剤を使っているのなら、それを示してほしいと思います。そうでないと、本当に化学物質を使っているのかいないのか、曖昧です。

写真4 有機、無農薬、無化学肥料の表示
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このようにはっきりと化学物質の使用していることを示されていれば、納得して買うことができます。


オリーゼ農園さんは、植物マグマを使って、様々な野菜、果実を栽培されていますが、完全な無農薬、無化学肥料栽培で有機JASの認定を取りましたが、化学物質を使ってもいいという、逃げ道、抜け道があることを知って、脱退したそうです。何のための有機JASの認定なのか?1つは高く売れる。そのためには高額の認定料を納めなければならない。

要するに公務員等の天下り機関の生活保全ではないか、それで、脱退し、オリーゼ農園さんでは化学物質を一切使わない農業をしていることを提示しているそうです。

オリーゼ農園さんと化学物質を一切使わず栽培された作物(根の張りと長さが特徴です)
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鳥取の植物マグマ農場でも細々ですが、ミニトマト、里芋、ナス、メロン、スイカなどを今、栽培しています。実験農場のため、兎も角、化学物質を全く使わず、植物マグマを撒くだけで、他は一切何もしていないやり方なので、大小不揃いですが安心であることが取りえです。虫にも喰われていないのは確かですね。

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【中山栄基の解説】300年続いている置き薬の平安堂さんの薬剤取り扱い者の講習会で、「化学物質の有害性について」、「現代病は何故、生じるのか」、「自分の体は自分で守るための手法」について講演しました

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【中山栄基の解説】300年続いている置き薬の平安堂さんの薬剤取り扱い者の講習会で、化学物質の有害性について、現代病は何故、生じるのか、自分の体は自分で守るための手法について、講演しました。


講演会場は佐賀県東部の三養基郡に属する基山町の町民会館で立派な建物でビックリしました。豪雨で今、九州各地は大変な被害に遭遇されていますが、ここ基山町は普段は雨の多い地域なのですが、今回は無事で、朝からひどい雨にもかかわらず、医薬品取り扱い者の方々以外にも無農薬のお茶を地元で作っているご夫婦、自然食店の経営者、植物マグマを摂取されている方々が参加されました。基山は私の名前の4つの字の内、2つも入っている地で、何となく、自分の所縁の地のように感じました。


三養基郡基山町の町民会館
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その1 化学物質の有害性について、GLP基準

私が平成2年に産業医学レビューに「GLP基準について」を発表しましたが、今回の講演会で、この内容を引用しました。GLPとはGood Laboratory Practiceの略で優良試験所規範というもので、平たく言えば、化学物質の毒性を調査する時、得られた試験データが不正がなく正しく行われた試験であるか否かがわかりません。しかし、世界の有害性調査に関する政府機関、例えばFDA、EPA、OECD、日本では労働省、厚生省、農水省(今から30年以上前のこと)などが認めた試験機関で実行することでデータの信頼性を保証しようという主旨でGLPという制度が作られました。GLP研究機関になると、研究所の設備からスタッフのレベルまでハード、ソフトとも厳しい条件があります。当然のことながら、不正のチェックは最も厳しく、試験データの保管も義務付けられております。過去に、STAP細胞についてRaw Dataの提出ができなかったようなお粗末なことがありましたが、GLP認定機関ではそのようなことは到底考えられないことで、直ぐにRaw Dataが開示されなければ、不正をしていたと見なされます。研究データの捏造はこの業界ではそれほど珍しいことではありません。但し、不正が発覚した時は直ぐにわかってしまいます。


しかし乍ら、毒性研究はすべてGLP機関の行ったデータでなければダメだということではありませんが、高い信憑性が必要という場合は、GLP機関ということになります。


化学物質の毒性試験 -GLP基準についてー 中山栄基(日本バイオアッセイ研究センター 信頼性保証主管)
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化学物質の毒性試験 -GLP基準について-  中山栄基
はじめに

我々が生活環境や産業の場で接触する化学物質は一体何種類位になるのだろうか、食べものからの摂取が圧倒的に多いとは思われるが、水や大気の中にも相当数の化学物質が含まれており、想像もつかないほどの数の化学物質による複合汚染を受けているであろう。勿論、摂取した化学物質がすべて有害であるとは言えないが、逆に、全く無害であるとも断定できない。少量では無害であっても多量の摂取によって思いもよらなかった毒性を示す物質もある。むしろ、通常ではこの毒性の出現パターン、即ち、量反応関係にあるものが一般的であると思われる。勿論、発癌作用などにも一概にこの関係のなり立たない場合もあるが。

さて、時に化学物質が両刃の剣であると表現されることがあるが、昨今の現況からみてまさにその通りで、我々はこの化学物質の驚異的な発展の恩恵を深く受けている一方、知らず知らずのうちに健康を損なっているという危惧もある。もし、それが事実とすれば有益の代償を健康障害という形で支払っていることになる。フロンガスによるオゾン層の破壊、CO2による地球温暖化など無害とされてきた化学物質によるこれまでにないような規模の環境汚染が新聞、テレビ、学術雑誌などで大きく報じられるにつて、無害と言われる化学物質など皆無であると改めて認識させられてしまう。

しかし、個人レベルではそれほど危機感がないのも事実であろう。しかし、地下水が汚染され、飲水中に発癌作用のあるとされている四塩化炭素やトリクロロエチレンが広範囲に混入されているといわれると、我が家の水道水は大丈夫だろうか、もし、その水を飲んでいた当事者であったなら、混入した化学物質の毒性試験データから自分達に出現するかも知れない有害作用を真剣に検討するであろう。このように、今や毒性試験も身近な問題として抵抗なくとらえられる時代になっているが、それだけ化学物質の有害性が認識されつつあるのはよいことでもあるが、反面、環境汚染も進んでいると言えよう。

さて、現在の化学物質の安全性評価の状況にいては動物実験にはあまり大きな変化はないが、短期間で結果が得られる微生物、細胞レベルを用いた変異原性試験が発癌性試験のスクリーニングとして定着してきた。しかし、著しく変化したのは法律上の規制など行政面での対応である。これまで、毒性試験を実施する施設に対する基準というものは設けられていなかったが、70年代後半から80年代なかばまでにかけてGLP(Good Laboratory Practice、優良試験所規範)といわれる基準が化学物質の製造、使用の許可をうける規制当局で制定された。具体的に言えば、医薬品、食品添加物は厚生省、農薬は農林水産省、化学品は通産省や労働省に許認可の申請を出すが、その時、毒性試験データを提出しなければならないが、試験を実施した施設は規制当局のGLP基準を満たしていることが審査される。

以下に、我が国に導入されてまだ日の浅いこのGLP基準の実態について述べてみたい。


GLPとは
我々がGLPという活字に接してから、かれこれ10数年になるが、我が国に制度そのものが導入されてからはまだ10年にもなっていないため、やっと暗中模索の域を脱した時期であると言えよう。

さて、いきなりGLPの話に入ってしまったが、ではGLPとは一体何であるか?極端に言えば、化学物質の毒性試験データの質と信頼性を確保するために試験実施機関がハードとソフトの両面について兼ね備えなければならない事項と項目を定めたものである。しかし、GLPは毒性試験データの提出を求める当局(省庁など)が規制を目的して制定したものであることから、GLPの適用対象となるのはその当局に提出する場合だけに限定されるので、すべての毒性試験がGLPの運用となるものではない。例えば、医薬品として製造、販売する時、厚生省の指示により、各種の毒性試験を実施し、そのデータを当局に提出する際、該当する試験を実施した機関は厚生省が定めたGLP基準の運用を受けることになる。それ故、単に研究を目的として実施した機関、あるいは規制当局に提出する試験ではないものについてはGLPの運用対象にはならないので、毒性試験はすべてGLPであるような誤解はしないよう認識していただきたい。しかし、GLPは信頼性の高い試験データを得ることが目的で、GLPに適用しない試験だから粗雑であってもよいというのではなく、GLPの基本的精神を導入して、GLPを意識して実行すれば質の高い、信頼性のあるデータを常に得ることができるものと思われる。


今から、27年前に書いたものですが、「はじめに」の文章も今の化学物質についての理念とそれほどかけ離れてはいないようでした。GLPの制度について知る人は今回の講演会に出席された方は誰も知らない状況にありました。しかし、医薬品の安全性データ、副作用のデータはこうしたGLP認定機関で実行されているという、裏話を知っていただきたく、話題にしました。しかし、どんなに有害性があってもGLP機関で行ってさえいれば、医薬品として認定されるということがまかり通っているのは、腑に落ちないことですね。

今後どれだけの医薬品が必要不可欠であるのかが問われる時代になると思いますが、それまで、どれだけの犠牲者がでるのか、想像もつきません。

世界の化学物質を取り締まる政府機関は生体に有害性があったら使わないという考え方はほとんど存在せず、有害性があるから注意して使いましょうというスタンスだと思います。それ故、私は有害性調査をいくら実施しても根本的な解決にはならないと思い、それなら、化学物質の毒消し、化学物質を出来るだけ、使わせないための方法を模索する研究に入るべきと考え、現在の野生生物が病んだ現代人を癒す役割をしてくれるという理念で野生植物マグマにたどり着きました。

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【中山栄基の解説】化学物質の有毒性について(その1) 目でみる化学物質の有毒作用

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化学物質の有毒性について(その1)ー  目でみる化学物質の有毒作用


私たち人間は生物を食べて生命活動をしています。米、麦、野菜、果物、卵、肉、魚、そして生命体ではないが、水、空気など私たちが食べているもの、飲んでいるもの、吸っているもので生命活動で必要なものはすべて混合物、つまり複合体なのです。それに引き換え、化学物質は元素が一つから複数組み合わさった単一物質です。人間を含めて、この単一物質が生体に入るということは化学物質が存在しない時代にはあり得なかったことでした。化学物質が初めて存在したのはせいぜい1万年位前のことで、現在のようにこれほど多くの化学物質が使用されてきたのは産業革命以降のことですから、地球年齢からみたら、まだほんの一瞬に過ぎないことです。しかし、とてつもない変化を来しました。

生物の体内に化学物質が吸収されることによって、これまでの生物とは異なる元素バランスの生物が出来上がってしまいました。植物も動物もそして人間も変わっていきました。その変化を写真でみていくことにしましょう。

《カドミウム及びその化合物の中毒》
顔料、塗料、合成樹脂の安定剤、メッキ、合金などに用いられていましたが、イタイイタイ病の原因物質とされて、その需要は激減していきました。お馴染みだったのがビール瓶のプラスチックのパッケージが黄とか赤だったのを覚えていませんか。あの顔料がカドミウムなのです。WHOのIARCではGroup1で人に対して発癌性があるとされています。

写真1 左は正常マウスの胎児、右は塩化カドミウム(CdCl2)投与マウスの胎児で頭頂骨、間頭頂骨、後頭骨に欠損がみられています。
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写真2 塩化カドミウム投与マウスの胎児に外脳症が出現
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写真3 塩化カドミウムマウスの胎児(右側)に脊椎裂と尾椎欠損がみられています。
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写真4 塩化カドミウム投与マウスの精巣に出血がみられます。
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正常マウスの精巣
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《砒素中毒》

写真5 三酸化砒素(AS2O3)摂取による下肢の皮膚炎
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写真6 砒素による黒皮症の病理組織像、砒素焼き作業10年、メラニン色素が増大している。メラニン色素が増えることで皮膚が黒く変化します。
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《水銀中毒》

水銀中毒と言えば、有機水銀中毒による水俣病が有名ですが、無機水銀でも様々な障害が出現します。塩化第二水銀(HgCl2)をウサギに皮下注射した結果、写真7にみられるように腎臓の尿細管部に水銀の沈着がみられました。水銀は利尿剤に使われていましたが、それは尿細管に水銀が沈着することで利尿を促すものと私共はこの実験で推察しました。

写真7 赤い部分が水銀
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写真8 水銀計器製造工の手の震え
有機水銀中毒は中枢神経系の障害ですが、無機水銀では末梢神経に障害が生じて、手が震えます。
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《有機スズ化合物中毒》

ポリ塩化ビニルの熱的安定化剤、殺生物剤、材木の防腐剤、船底塗料、漁網塗料などに使われ、一時期は外因性内分泌攪乱物質つまり環境ホルモン物質の一つとされていました。船底塗料や漁網塗料として貝などの付着生物を殺す目的で使われていましたが、現在は自主規制して全面的に使用が禁止されているようです。

写真9 透明ラップの製造に使われていました。ニーダー内部の清掃中の作業者に接触性の皮膚炎を生じています。物凄く痒いとのことでした。
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《エチレングリコールモノアルキルエーテル(セロソルブ類)中毒》

自動車用塗料の有機溶剤として使われていましたが、私たちの動物実験の結果から精巣障害が発見されたことでアメリカの許容濃度委員会(ACGIH)が極めて低く規制されたことで、実質的に使用が出来なくなりました。

写真10 精巣の萎縮
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写真11 精巣の病理組織検査で細胞の障害が出現
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しかし、アメリカの有機溶剤製造メーカーはエチレングリコールからプロピレングリコールに直ぐに切り換えました。アメリカのこのメーカーは私共が実験結果を発表する前から精巣への有害作用を把握しており、だた発表していなかっただけのことでした。有毒性があるとわかっていても発表はしないという姿勢はさすがアメリカ式というものですかね。ダウ・ケミカルという会社で世界一の規模の化学会社です。

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【中山栄基の解説】NHK番組『あさイチ』特集「常識が変わる-親の食事」- 高齢者にとって、良いコレステロール値基準と危険な低アルブミン値

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【中山栄基の解説】NHK番組『あさイチ』特集「常識が変わる-親の食事」の中で、コレステロール値は年を取ったら、正常値は高くなり、高い人は低い人より生存率が高い統計結果。また、低アルブミン値は高齢者の場合、要介護や死亡率が増加することが判明

東京都保険長寿医療センター研究所の新開省二副所長(医師)は、65歳以上のコレステロールの理想値は男性180~250mg/dl、女性200~260mg/dlとし、従来の基準値120~220mg/dlとは一線を画すデータを発表しました。更に、コレステロール値が低いと累積生存率に明らかな低下が示されています。つまり、寿命が縮まるということなのです。

NHK番組『あさイチ」より
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同様に、アルブミン値も低下すると図にみるように70歳以上の人のアルブミン値が3.8以下の人は、アルブミン値が4.2~4.3レベルの人に比べて要介護、死亡率が2.3倍に、又、アルブミン値が3.5以下の人は3.5以上の人に比べて肺炎にかかる危険度が9.1倍に跳ね上がっています。この二つの情報で、コレステロール値は年齢、性別にかかわらず、220を超えるとH(高い)のマークが付いて、要注意となり、医者によってはコレステロールを下げる薬を出すことになります。

NHK番組『あさイチ」より
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NHK番組『あさイチ」より
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私も(72歳)コレステロール値は220~240位で、医者から薬を出しましょうかといわれていますが、必要ないと断っています。しかし、現代生活では第2次大戦以前に比べてコレステロール値は格段に高くなっており、150以下の低いレベルにある人はあまりみかけないと思われるのですが、実はそうではなく、結構いるというのです。それはコレステロール値を下げる薬を何年も摂取している人達です。更に、120以下の人でも薬を飲んでいるというのですから、こうなると逆に血管にコレステロールが少なくなり過ぎて、破れる症状、つまり、卒中という病気になります。日本人はこの卒中が多い民族でした。それは脂肪を摂らず、炭水化物を多く摂っていた為でした。しかし、今の食事は脂肪を多く摂取する欧米型の食生活になったことから脳梗塞や心筋梗塞が癌を含めて、日本人の3大疾病といわれるようになりました。

しかし、今、怖いのは薬剤摂取やコレステロールを制限する食事をしている方の低コレステロール症状で生じる卒中、特に脳卒中です。

又、新開先生が推奨しているように年齢が65歳以上では男性のコレステロール値は250、女性は260までが正常値であるから、ここで、薬を飲むことによってわざわざ寿命を下げていることになり、更に、この薬剤の有害作用で免疫力の低下や。体の様々な部分に異常が生じます。私は仕事柄、薬剤は毒であるという認識に立って生活してきましたので、ほとんど薬を使わないで今日まできましたが、日本人の性質は権威のある人から言われると全く疑わずに信じて実行してしまうという、悪い面を持っています。それが自分だけならまだしも自業自得で、しょうがないことなのですが、自分の周りの人達にもそれを押し付ける方が沢山いらっしゃいます。これが一番、今の日本の医療で問題だと思います。

今や現代医療は非常識の常識の中で孤立していますが、旧態依然とした治療や考え方を持った医療関係者が大多数を占めています。しかし、NHKが『あさイチ』でよくぞ、発表しましたね。これは勇気のあることです。

夕張市が財政破綻したことで、肺炎の死亡率の急減少、癌、心疾患の死亡率も減少するという快挙が生じました。肺炎でも病院に行かないことで、抗生物質を摂取しないから、免役力が下がらず、又、薬剤でCRP(炎症反応)が余計ひどくなることもないので、少なくとも現状より急激に悪化することもないので、死亡まで至らないというのが、現実の統計データなのではないでしょうか、更に夕張の65歳以上の高齢者の割合は45%で全国の25%を大きく上回り、世界でも最高レベルにあって、総合病院がなくなり、薬剤の使用率が減少するという、現代人の未来がよくわかる結果が得られましたが、NHKのコレステロール値だけでも現代生活に一つの提言をしているとは思いませんか。更に、私は前からこの検査だけは是非実行して下さいと指摘している項目の中に今回、アルブミン値が発表されました。コレステロール値はほぼかならず検査をしますが、アルブミン値や総蛋白などはしたり、しなかったりで、私もこの大事な血液検査項目で色々な体内の情報が得られますから、血液検査をする場合は医師の言う通りにするのではなく、出来るだけ全項目の検査をすることを心がけてください。その結果、自分の体の情報が多く得られるのですから、しないということは良くないことです。

夕張市の医療崩壊で疾患の死亡率が低下した例
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今回のアルブミンは体の構成成分ですから、これが低いということは健康を損ない寿命を縮めるのも当然のことです。又、アルブミンが低くなると血管から水分が漏れて腹水貯留などの異常が生じますので、こうなると生命の維持さえも危うくなります。又、アルブミンは肝臓で作られますので、アルブミン値は肝臓機能の指標にもなるので、非常に重要な検査です。もう一つ、このアルブミンは薬剤が1回の投与でも壊れてしまうことがあります。《これは皆さまよーく覚えておいてください。》大事なアルブミンが抗生物質やステロイド剤などの薬剤の1回の投与で、20~30%も破壊されてしまいます。ですから、入院して安心かといえば、とても安心できる状態ではないのです。だからこそ、入院している人は血液・生化学検査を毎日のように受けているはずですから、その検査結果を自分の目でよくみて、自分の検査値を絶えず、確かめる注意が必要です。

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【中山栄基の解説】『食べ物自体が薬になると言う事実』

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【中山栄基の解説】『食べ物自体が薬になると言う事実』

先づ、解説記事を一読ください。
【製薬業界にとって都合の悪い事実】食べ物自体が薬になり得るという話
URL: http://useful-info.com/report-diet-alone-curing-diseases


これは正しいことですが、その逆もあります。それは何かと言えば、「食べ物自体が毒になる」ということです。様々な化学物質がたっぷり入った食品、食材、モドキ食品などを食べることで病気になっているのも事実だと思います。それ故、化学物質の入っていない食べ物、本物の食材、食品、短期間で生産、飼育されたものではない食材、加工食品、野生あるいはそれに近い方法で生育された食材を使うことで、現代病の多くが改善するというのは当然のことだと思います。

この記事の中でギリシャの有名な医師のヒポクラテスが紀元前4世紀に「病気は神が引き起こしているのではなく、環境、食事、生活習慣が影響しているのだ」と述べているのは驚くべきことです。。

私のライフワークでもあった職業病の歴史の研究の中で必ず出てくるのがヒポクラテス Hippocrates(B.C.460-359)です。彼は鉱山労働者をはじめ荷役、鍛冶工など、種々の職業人の特殊な疾病に注目しており、鉛や水銀などの有害作用を具体的に述べている。このように紀元前から化学物質による健康障害が取りざたされていたのは事実で、これが現在には極めて酷い状態になったということでしょう。

マクロビオティックは桜沢如一氏による陰陽の理論を交えた日本の食事法です。アーユルヴェーダは5千年の歴史を持つインド・スリランカ発祥の伝統医療で、その中に食事を改善することで病気を治す方法があります。ドイツの医学博士マックス・ゲルソンが開発したゲルソン療法は何千人もの癌患者さんを治していると言われる食事療法です。このように、食事療法によって病気を治すということは目新しいことではないのですが、何故か日本では病気は薬で治すことが善であり、それ以外の方法はすべて胡散臭いというようなとんでもないことが多方面から常識化された為、日本人の大多数がそれを支持し、医療機関以外の療法は単なる気休め程度と位置づけてしまった。その結果、国民の多くが食事を軽んじる習慣が拡がり、何故、病気になったのかを全く反省せず、病気に罹ったことは不幸なことだ、或いは犠牲者のような者と錯覚し、自分の生活習慣を変えないまま、化学物質の薬剤を長いこと摂取されることで、病気は一向に良くならず、むしろ、悪化したり、別の病気が発生するなどから、病気になった人の多くは病気をどう治していいのかわからない、閉塞状態に陥っているのが、我が病態大国ニッポンの現状ではないかと思うのですが、言い過ぎですか。

マクロビオティックの考え方
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アユールヴェーダの考え方
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アユールヴェーダの食事例
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薬以外で病気が治っても国が薬剤を保護する薬事法を作っているので、治ったといったら、法律に触れてしまうのです。だから、食事で○○の病気が治りますなどと軽々には言えない世の中ができてしまいました。よく聞く話ですが、癌患者本人は、手術や抗癌剤、放射線治療は嫌だと言っても、家族がどうして医者の勧める医療をしないのだと無理矢理、現代医療をさせて、その結果、不幸な事態を招いてしまったということは今のニッポンでは日常茶飯事のことです。これは敵は外にいるのではなく、身内が一番怖いというのが現状ではないでしょうか。但し、食事療法は直ぐに効果を示すものではないので、時間がかかります。当たり前のことでは何年もかかって病気は作られるのですから、体を変えるのにも時間がかかるのは仕方のないことです。ところが、病人は食事療法を始めても直ぐにはよくならないので、やっぱり薬しかないのかと、又、薬に頼ってしまいます。

この記事でも、潰瘍性大腸炎やクローン病について、12週間、特定炭水化物療法(SCD)を施し、10人中8人で劇的な改善がみられたとのことです。クローン病についても、もう2年以上もの間、Adelynneの状態はよく、改善していることを報告しています。これは早いほうだと思います。だから、根気も必要なのです。

私は薬剤治療がすべてダメだとは言いませんが、理論上、化学物質で体を治すというのは無理で、正統化されません。でも、これで治したい方はそれをすればいいと思います。しかし、その薬剤で免疫力が低下したり、蛋白質が壊されたり、造血機能や体の様々な機能に障害が起こるようなものは、私からみたら、それは体を治すものではなく、壊しているものと判断せざると得ないものと考えます。例えば、コレステロールを下げる薬を飲んで、どんどんコレステロール値が下がり、目的が達成されたのですから、通常はここで、薬の摂取を止めます。しかし、それでも摂取を続けさせるのです。何故かというとやめると又、値が高くなる恐れがあるからです。そして、遂に、血管が壊れる卒中が生じてしまった。このようなものは一時的に下げるにはいいかも知れませんが、医療機関はこうした薬を長く続ける場合、しっかりと血液・生化学検査のデータを把握していないと命獲りになりかねません。

だからこそ、薬剤を使うなら、自分の体がどうなっていくかを常に把握していないと、後で後悔することになります。又、薬剤は様々な体の部位に影響を与えますから、できるだけ沢山の血液・生化学検査の項目をした方がよいと思われます。

私はこの記事にある特定炭水化物療法を知りませんが、前述したように、自然の生物、又はそれに近い方法で育成された食材を使って料理されたものを食べることで、体は徐々に自然界に生育する生物に近くなっていきますので、時間と共に免役力が高まれば病気は自然と克服できることになるでしょう。


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