【中山栄基の解説】自分の体は自分で守るために私が実践していること、無農薬、無化学肥料の作物と天然の海の幸での自炊
写真1は6月28日の昼食です。おかゆ、梅干、ワカメの湯通し、海苔、トマト、アスパラを茹でたもの、納豆、きのこの佃煮、柚子のしぼり汁、甘酒、梅みつ(ジュース)、いつでもではないですが、時々、おかゆを作ります。梅干を混ぜて味をつけ、海苔を加えて食べます。塩は全く使いません。アスパラとワカメは柚子のしぼり汁でいただきます。納豆、トマトも何も付けずに食べます。きのこは松阪の洞窟内で作っているいくつかのきのこの佃煮でいただきものです。甘酒と梅みつをブレンドし、白湯で割って飲みます。昼食中のドリンクは白湯です。アスパラは北海道名寄、トマトは福島いわき、米は九州各地の無農薬、無化学肥料栽培、柑橘類のしぼり汁は有機栽培のものなので、全く化学物質を使っていないかどうかはわかりません。海苔は5年程前に韓国珍島郡に行った時、沢山穴の開いた海苔をいただきました。韓国海苔といえば、油がついて、塩が振られているというイメージがあります。この珍島の海苔は板に張り付け、乾いたものなので、沢山穴が開いていますが、全く加工していないので、5年経っても全く風味が変わりません。
写真1
梅干は「まるとし」さんという漬物屋さんの社長さん(足立さん)が5%の塩濃度で植物マグマを入れて、7年前に浸けた物です。薄い塩分でも、全くカビも生えず、常温で品質保持ができるのですから、これこそ大変な技術です。
写真2は6月30日の昼食で、ご飯、キムチ、ダイコン、ニンジンのおなます、みそ汁、味噌漬け、梅干、ラッキョウ、トコロテンに無農薬のキュウリ、オオバ、柚子のしぼり汁、デザートはカステラです。
写真2
外食だと、化学物質の入らない食事をすることは極めて難しいので、自宅で食べる時は出来るだけ化学物質を使っていない食材を選び、自炊を心がけています。又、様々な方々から安心安全な食品をお贈りいただいているので、化学物質を使わない食生活を過ごせています。本当にありがたいことです。お年寄りが一人になって、特に男性の場合、自炊などしたことがなく、不安だと思われる方は沢山いらっしゃると思いますが、一度、やり始めたら、熱心になる人も多くいらっしゃいます。又、無農薬、無化学肥料の野菜は探せば、どの地でも、かなりあります。
写真3
1週間に2回、朝10時に産地直送で販売しているところの風景、無農薬は全く化学物質を使っていないもの、減農薬は通常の減農薬(使用は大体通常の半分位)とは比較にならないほど少なく、せいぜい1~3回位とのこと。勿論、化学肥料は使っていないので、有機JASよりも安全性は高いと思います。私は有機JASをやられている農家さんだったら、化学物質は一切使っていない場合は、それを示してもらいたいです。又、有機JAS規定の薬剤を使っているのなら、それを示してほしいと思います。そうでないと、本当に化学物質を使っているのかいないのか、曖昧です。
写真4 有機、無農薬、無化学肥料の表示
このようにはっきりと化学物質の使用していることを示されていれば、納得して買うことができます。
オリーゼ農園さんは、植物マグマを使って、様々な野菜、果実を栽培されていますが、完全な無農薬、無化学肥料栽培で有機JASの認定を取りましたが、化学物質を使ってもいいという、逃げ道、抜け道があることを知って、脱退したそうです。何のための有機JASの認定なのか?1つは高く売れる。そのためには高額の認定料を納めなければならない。
要するに公務員等の天下り機関の生活保全ではないか、それで、脱退し、オリーゼ農園さんでは化学物質を一切使わない農業をしていることを提示しているそうです。
オリーゼ農園さんと化学物質を一切使わず栽培された作物(根の張りと長さが特徴です)
鳥取の植物マグマ農場でも細々ですが、ミニトマト、里芋、ナス、メロン、スイカなどを今、栽培しています。実験農場のため、兎も角、化学物質を全く使わず、植物マグマを撒くだけで、他は一切何もしていないやり方なので、大小不揃いですが安心であることが取りえです。虫にも喰われていないのは確かですね。