韓国の晋州で植物マグマを使っておられる子供クリニックの徐先生は毎週木曜日に電話があり、テレフォンディスカッションを行っております。今日は韓国でとんでもない癌の民間療法が流行っていると言うのです。フグの毒であるテトラドトキシンを食べて癌を治そうとしているというのです。
私も毎年、韓国の晋州で徐先生が開催される講演会でお話させていただいておりますが、今日は癌患者さんの一人にフグを釣って来て、肝を食べているというのです。症状は安定しており、自分でも痛みがとれ、調子がよいというのです。しかし、血液検査でリンパ球が異常に低くなっているので、どうしたものかとの相談でした。まさに、毒をもって毒を征する方式ですが、自分でフグを釣って来て捌くというのですから、まことに危険極まりないことですね。びっくりですね。兎も角、フグの肝は止めさせて、植物マグマをしっかり摂取させましょうということになりましたが、魚の生肝は強烈な還元力があるので、一時的によくなっているのはそのせいかも知れません。私からすれば、天然の毒をもっていない生肝なら良いと思いますが、新鮮でないとダメですね。
リンパ球が低下したのは毒の成分による作用ではないかとも推測されます。
FACEBOOKページ 中山栄基