免疫チェックポイント阻害剤と呼ばれる癌治療薬に副作用ではなく、より癌を悪化させる作用があるという記事について、これが事実としたならば、問題は深刻ですね。
<natureダイジェストwebより>
「免疫チェックポイント阻害剤で一部患者のがん悪化?」
https://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v14/n7/免疫チェックポイント阻害剤で一部患者のがん悪化?/86848
本剤の治療効果は一説によると、15%程度とかと言われていたり、今回は癌を悪化させる作用があるなど諸説ありきの様相にあります。免疫力を改善させれば、癌が消去するという説が今回のノーベル賞で実証され、すばらしいことと喜んでいたのですが、今回の治療薬は直接、免役力を上げるのではなく、免疫を阻害させようとしている物質にアタックするものとのことですから、私たちが今、していることとは取り組む土俵が違っているようですね。私はあくまで野生の体を作っていくことで、人工・養殖化により生じている癌をはじめとする現代病、生活習慣病を改善する手法とは根本的な違いがありますね。しかし、手法は違っても、有害作用が生じるものは、私は絶対に良いものとは言えないと思います。薬というものは、人間にとって有益になるものであることが前提条件と考えていますので、病気を憎悪させた副作用があってはならないと思います。
やはり急がば廻れ、廻道かも知れませんが、時間をかけて免役力をつけていけば、多くの場合、結果が出ると考えます。焦らずに健康になりましょう。
FACEBOOKページ 中山栄基