「化粧品に含まれる材料で喘息になるかも?」の記事 ⇒
天然自然界の物質も有害性をもっている!
喘息を起こす可能性のある化粧品材料としてアルガンパウダーを指摘したものですが、これはアルガンという果実の殻を挽いて粉末にしたものだそうです。この化粧品材料を取り扱う工場の従業員の内3名に喘息が示されたということですが、因果関係はまだわからないとのことです。
天然自然の植物でも喘息をはじめ、体に刺激を与えたり、有害作用を生じるものは沢山ありますから、天然、自然だから安全、安心というわけではありません。化粧品として使用する場合、ある程度の有害性試験はやっていると思うのですが、そのデータはメーカーでは把握していないのでしょうか。
過去に私は微生物や培養細胞等を用いた食品添加物の有害性調査データを精査したところ、合成化学物質の方が天然、自然物質よりも低い変異原性毒性結果が示されました。つまり、自然界の生物も人間に対して有害作用をもっていることを認識してください。
しかし乍ら、私は化学物質の場合、様々な有害性試験で陰性つまり毒性作用が証明されなくても化学物質そのものが生体に対して異物ですから、生体にとって邪魔なものであり、負荷がかかり、余計な処理をしなければならない作業を強いられます。それが、病気を起こす積み重ねになるのです。そして、少しづつ、免疫力を低下させ、体を病態へと導いていくのです。
私は身体にとって自然界の野生生物のバランスこそ最も大切であると考え、しっかりと野生生物を摂取する生活をしなければならないと話してきましたが、当然、自然界にも危険はいっぱいあります。毒の強いもの、アクの強いもの、体を損なうものがほとんどです。それ故、選別、食べる量などの食べ方があります。野生動物、生物はそれをわきまえて生命維持をしているのです。私たち人間も同じです。食べる工夫が必要です。
私はどんな植物でも毒性を生じないものにするための工夫をしました。それが植物をマグマ化することでした。これによって野生のミネラルバランスを損なうことなく、自然界の生物がもつ有機毒性お消去させることができます。又、酸素も半分以下に減少させることができたことにより、強烈な抗酸化物質となり、さらに体を元に戻す地球創生のマグマ状態に少し近づけてみたものといえます。