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Channel: 『植物マグマ』中山栄基 Official Blog
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喘息の人には膵臓癌(膵管腺癌)が少ないという記事から何を読み取るのか!

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喘息の人には膵臓がんが少ないー2,321人のアレルギーに関する研究から ⇒ https://medley.life/news/item/56d2770f686a5c55028b5e70


膵管腺癌の患者1297人と健康な人1024人の計2321人を対象に調査を行いました。この研究は過剰反応によっておこるアレルギー性疾患と癌との関係から、膵臓癌が喘息の人には少ない疫学研究結果を1つの突破口として癌の究明を試みたものと考える。

喘息患者にとって膵臓がんになる確率が少ない結果であるから喜ばしいことではあるが!では、癌全体と喘息ではどうなのかが示されていないので、読んでもあいまいなことで終わっている。それより、喘息を治すにはあどうすればよいのか。ステロイド剤の投与が一般的な対応とされていますが、現在の医療では症状を抑えるのが精一杯というところで、とても治すところまでには至っていません。

喘息のような免疫の過剰反応による自己免疫疾患は現代医療はお手上げ状態で、免疫抑制剤を投与して、免疫を下げるような治療までするような状態にあります。

しかし、病気は自分の体を防御する免疫力の低下で生じているわけですから、免疫力は乳幼児の時に母親から受け継いでいる力を持ち続けていれば病気にはかかりにくい体質が出来上がります。それが、人工的、養殖状態の生活習慣で現代文明人は癌をはじめとする様々な人間が作ってしまった病気に悩まされています。その原因は野生動物が持っている野生の免疫力が低下しているからだと私は考えています。それ故、野生生物を出来るだけ食べ、野生動物に近づいた生活をすれば今の現代病からは離れられるのです。

それを、さらに人工的な道理にあわない「無理論」で体を化学薬剤漬けにするものですから、病気が治るはずがありません。

喘息患者さんはたいていステロイド剤を投与していますので、この疫学研究がステロイド剤で膵臓癌が低下するという結論にもっていこうとしているのではないかなどと思ってしまいます。

癌は体のどの部位に出来るのかはわかりません。だから、一般的には部位別にみるのではなく、癌を1つの症状として捉えて、対比させないと真実を見失うことがあるのではと思います。

喘息患者が癌にかかり難いということなら、そこから引き出す情報に価値があるかも知れませんが、膵臓癌だけが少ないとなると、それが何を意味するのか、何を知り、何を研究したいのかの目的意識がよくわからないということになるのでは。。。。

ちなみに、喘息も野生の免疫力が強化してくれば、病気はいつの間にか、いなくなるはずです。何故ならば、野生動物に喘息は基本的にはないはずです。しかし、昨今は環境汚染で人間並みの病気になってしまうこともあるでしょうが!


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