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【中山栄基の解説】消炎・鎮痛剤のロキソニン、モーラステープなど、炎症や痛みを和らげる医薬品の驚くべき有害作用!その対策は?

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【中山栄基の解説】消炎・鎮痛剤のロキソニン、モーラステープなど、炎症や痛みを和らげる医薬品の驚くべき有害作用!その対策は?

「ロキソニンの「重大な副作用」に腸閉塞などを追加 厚労省が指示」The Huffington Post 

ロキソニンは古くから鎮痛・消炎剤として使われてきた比較的有害作用が少ないものと思っていましたが、この記事が事実となれば、先ず、医薬品メーカーのモラルを疑うのと、このような生体に有害、有毒作用のあるものを治療として投与してきた医療側もおかしいと思います。もうこんな馬鹿馬鹿しい医薬品の副作用に辟易しますが、使用者側も慣れっこになってしまい、「仕方ない」とか「これしか方法がないから我慢しなさい」などと言いくるめられて止む無く使っているとするなど、本末転倒もいいところです。

ロキソニンの摂取で「小腸、大腸の狭窄、閉塞」を起こすなどという、たかだか炎症を止めるものでこのような重大な疾病を起こすものが野放しになっているとは!もう、何をか言わんかや。

医療側の言い分は、当然のことながら仕方ないと言うでしょうが、世の中には炎症を抑えるもの、痛みをとるものなど沢山あります。 このような症状に対応できるのですから、もっともっと自然界の野生のものに目を向ければ、炎症を抑えるものは、いくつもあります。私ですら、野生植物からこれに対応したもの開発したのですから、広く安全で安心のものを探すことです。

昔からの伝法療法から自分にあったものを選べば済むことです。ロキソニンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は炎症を引き起こすプロスタグランジンという物質の生合成を抑制することで症状を和らげるわけですが、他方、このプロスタグランジンは胃腸の粘膜を保護する働きをもっていますので、ロキソニンの摂取は胃腸の粘膜の保護の妨害する作用があることともいえるわけで、それで人によっては胃腸障害を生じることは容易に理解できることです。国側は重大な副作用があると報告しておきながら、「ただちに使うのをやめるような緊急性の高い話ではない」などとのコメントを出すなど国民の健康危害のことよりも、自分たちに責任問題が生じないようにする行動だけはただちに行っています。日本国とはこんなレベルであることを国民は先ず認識し、化学物質で出来ている医薬品はすべて危険だと考え、使う使わないは自分自身の判断で決めて行動するしかないようです。

私が1週間ほど前に会ったプロの運動選手は膝の靭帯を切ったので手術をし、その後、過度の運動によって患部に痛みが生じたのでモーラステープという鎮痛効果の極めて高い湿布薬を張っていました。ところが、このモーラステープなるものは有効成分の「ケトプロフェン」に光線過敏症を起こし、発疹、腫れ、痒み、水膨れなどの副作用があるとのことで、それ故、このテープを剥がした後、4週間は薬剤が残るので厚手の長袖や長ズボン、サポーターで覆うなどして直接紫外線に当てないような注意が不可欠と製造側は述べていました。

しかし、このモーラステープはただの外用湿布剤ではなく、有効成分のケトプロフェンが皮膚から血液に吸収され、全身にまわるので飲み薬と同じ状態になります。それで炎症や痛みの原因となるプロスタグランジンの合成を阻害して、症状を和らげます。

しかし、女性には極めて恐ろしいテープで妊娠中、または授乳期には絶対使用してはいけないものとされています。この有効成分が胎児に影響を及ぼすからです。それほど、このテープの成分は体内に取り込まれるので、当然、胃腸の粘膜にも影響を与えることになります。

多くの人は痛み止めのテープだから副作用はそれほど強くないなどと簡単に考えている方が大半だと思いますが、これはとてつもないテープだと思いますね。胃腸障害のある方が使ったら、痛みを止めることよりも、胃腸にもっとダメージがくるのでは、それだけではなく、他にももっと隠された毒性があるかも知れません。これは他人事ではありましせん。

皆さん、本当に西洋医学の薬の使用にはどんな危険があるか測りしれませんから、近づかないことが賢明と思いますね。

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