毎年2回ほど、植物マグマを摂取されている患者さんと徐医師、そして私とが、それぞれの意見を述べ、病気が改善している方々はどの位摂取することで、どの検査項目がよくなったのか、改善していない人はどこに原因があるのかなど、ディスカッションすることで、患者さんが様々な人達の病気への取り組み方を聞くことで、どうすれば改善するかの自覚が生まれます。もうこの会は4年になりますが、治った方でも、この会にでますと、安心は慢心に繋がるので、日々の生活を病気の時以上に気を付けるようになったという主旨の話をされ、こうした会の意義が感じられました。徐医師は植物マグマを野生電子の塊と述べ、病気に電子を奪っていくことで、免役力が更に低下し、病気が悪化していきます。そこに、化学物質の薬剤を投与することで、弱った体は更に弱る。これでは病気を改善するのは大変難しい。そこで、電子の塊ともいう植物マグマの大量摂取をさせることで、体内には十分な電子が確保され、多くの患者さんが、病気がそれ以上悪化せず、更に、摂取を続けることで、改善に向かう患者さんが増え出したといいます。
徐先生は、私の唱える免疫検査を忠実に実行し、この1年間、白血球数とその百分率である好中球、リンパ球、単球、抗酸球、好塩基球の変化を克明に検査し、これらの免疫バランスがよくなれば、確かに症状が良くなる患者さんが多く、大まかに好中球（40％）、リンパ球（50％）、単球（10％）を患者さんに常に目指しましょうと述べて励ましているそうです。そうした徐先生の発表の中で、亡くなられる3日前の患者さんの血液データを示されました。
リンパ球、単球が理想値である50％、10％の1/10から1/5位まで落ちていると、病状はかなり深刻で、植物マグマを大量摂取しないと、なかなか免疫力がよくなりません。又、リンパ球が10％台、20％台の人は症状がなかなか改善しない人が多いことから、リンパ球、好中球、単球のバランスは症状のバロメーター、物差しとして、現代人にとって簡単で便利な検査項目です。更に徐先生はこれまで化学薬剤による治療は私にとって戸惑いであり、不安の連続でした。患者さんに笑顔がないのです。私の心を見透かしているかのように、不安な目をしているのです。
それが、この4年間で一変しました。最初に植物マグマを用いた時は、私にとってまさに衝撃的な成果でした。今、長期間大量摂取は患者さんにとって、できる人と金銭面で出来ない人がいるので、中山先生のこれまでのデータから、1週間から1ヶ月位の短期間の大量摂取でどう変化するかを見守りたいと思います。更に、経過事例のデータをどう読みとるのかの実践的なディスカッションと、私はいくつかの事例を掲げ、植物マグマの量と血液・生化学検査データの変化を具体的に示しました。
私たちはオギャーと生まれた時、健全な親であったら、万全の免疫バランスを子供に与えます。野生動物の場合、親から受け継いだその免疫バランスを長く保持しつづけることが出来ますが、人間の場合、野生環境で暮らす人はかなり少ないので、一般の人は年齢を経るに従って、人工環境の影響を受けて、免役力が低下し、様々な疾病に陥ります。それ故、私たちは個々人が正確且つ常識的な知識を持ち、知恵を駆使することで、病気に立ち向かう必要があります。健康に関しては、ご自分が主役なのですから、自分で自分の体を守らなければなりません。更に、強い意思と正しい決断力、そして、忍耐力を持つことで、病気に負けない体作りが可能になると思います。慢性病は長い時間がかかって私の体に病気が宿るのですから、改善するのにも時間必要です。薬を摂取することで、アッという間に病気が改善するなどというのは、土台、無理な話で夢物語です。
地に足を付け、理論的に正しいことをして病気に立ち向かうようにすれば、己と道は開けると思います。
写真112月2日の講演会
写真212月2日の講演会
写真312月3日 患者さんの韓国料理店で勉強会
写真412月3日 患者さんの韓国料理店で勉強会
写真5料理店には竹林がありました
写真6いつも宿泊するレイクサイドホテルの朝もやの景色、墨絵のようです
写真7大きな絵を描く方のアトリエを訪問させていただきました。
写真8大きな絵を描く方のアトリエを訪問させていただきました。
FACEBOOKページ 中山栄基