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Channel: 『植物マグマ』中山栄基 Official Blog
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WHO公式発表、ガンの原因となる116の要因

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WHOの中に、IARCという癌研究機関があり、発ガン物質について、グループ1、2、3と分類してきましたが、2015年10月に上記のタイトルで、発ガンの原因となるものを公表しました。その中で、注目されるのが、抗がん剤、免疫抑制剤、そして、ホルモン剤がはいっていることです。天下のWHOがこの種の薬剤を発ガン物質と発表したのですから、本当にびっくりです。
でも、この報道をほとんどの人が知らないのです。癌患者さんに発ガン性のあるものを摂取させているのですから、世の中狂っているとしか思えませんね。自己免疫疾患の患者さんに発ガン性の免疫抑性剤を摂取するのですから、この事実をみなさん、どう考えますか。
 私はWHOが公表した116の癌の原因となる物質だけが問題になるだけとは考えてはいません。すべての抗がん剤、免疫抑制剤、ホルモン剤が対象になるのです。これは、当たり前のことです。今、この種の薬剤を摂取している方はさらに、発ガンする可能性が高まることを念頭に入れておかねばならないでしょう。
昔、毒物屋だった私にとって、WHOの発表はなにも目新しいものではなかったのですが、一般の人の目に触れるようになって来たことに興味を引かれました。発ガン物質ではないものも記載されていますし、WHOは人間で癌が出ていないものは発ガン物質とは言えない。つまり、動物試験や細胞試験で発ガンが示されても、それは、疑いの段階である。それがグループ2や3と言われるもので、人間に発ガンが示されて、グループ1の、発ガン物質になる。それでは、動物試験の結果は単なる参考意見にすぎず、ものすごい費用をかけて調査したものが世の中にほとんど反映していないことになります。否、もうなっています。
私は冷めた目で、WHOの発表を見たのです。産業革命頃に生じた煙突掃除人、その頃は子どもでなければ、煙突の中に入って掃除など出来ませんでした。そうした掃除人のいんのうに癌ができたのです。イソプロピルアルコール、マゼンタ、アルコール飲料、オーラミン、カドミウム、エタノール、ニッケル化合物、などは私が毒の研究をしている頃は発ガンは示されていませんでした。その後に発ガン物質になったとは到底考えられません?
しかし、そんなWHOがなぜ、発ガンの原因となる因子に加えたのだろうか?
言えることは、イニシエーターという癌原物質、と、プロモーター、つまり、癌になっていくのをサポートする応援部隊をひっくるめて発表したように思います。ずいぶん、WHOにしては思いきったことをしましたね。良いことではある。
 私は強い有害作用をおこす物質だけが問題ではなく、化学物質はすべて人間にとって体の成分ではありませんので、異物になります。それゆえ、体に負担がかかり、化学物質の処理に労力を要します。その積み重ねによって、体の大切な免疫力が減少して行きます。その結果、体は壊れて行きます。化学物質だけではなく、電離放射線や温熱、気圧、振動、電磁波、などの物理的因子によっても体はこわれます。WHOの発表は私からみると、ガンだけをとらえたのではなく、病気になる因子を具体的に示したと、とらえたほうがいいのではないかと、思いますが、いかがでしょうか。 

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